こんなこと,信じられませんが・・・・

合宿中は,一緒にいても,技術指導ができるわけではありませんので
私は暇です。
夜だって,ネットができるわけでなく,仕事ができるわけでなく
テレビも見つけないので,よくわからず
本でも読むか・・・・

で,この前から気になっていた「闇の子供たち」
「ハリーポッター 第7巻」を読むことにしました。
子どもっぽかろうと,幼稚だろうと,ハリーポッター大好きです。

でも,「闇の子供たち」は,はっきりいって気持ち悪くなりました。
こんなこと事実のわけがないと思いたいのですが




この本です


幼児売買春と臓器売買にまつわる話です。
舞台はタイの山岳地帯。
なんでも,山岳部にすむ民族は日本人に雰囲気が似ていて,とてもいい値段がつくのだそうです。
(ってことは日本人がターゲット?)

8歳〜10歳の娘を売ったお金で冷蔵庫などの電化製品を買う親たち。
子どもはどことも知らぬ売春宿に売られ,客を取らされ,やがてエイズになると,ゴミ袋に入れられて捨てられる。
ここに出てくる子は,ゴミ捨て場から,両親に会いたい一心で歩きに歩き,一番高い山にすむ両親のもとへ帰ってきます。
両親は,娘が誰だかわかりませんでした。エイズに侵されているとわかると,村八分を恐れて娘を檻に閉じ込めておきます。
やがて弱り切って,半死半生になった娘に蟻がたかり,どうしていいかわからなくなった父親は,ガソリンをまいて焼いてしまうのです。
そして,その妹は,これもまた売春宿に売られるのですが,今度は日本からの臓器移植希望患者に適合してしまい,生きたまま,臓器移植のドナーにされてしまいます。

こんな幼児売買をやめさせようと活動を続けるグループがあるわけですが,常にマフィアと警察からの暴力にあい,真実を暴こうとすれば,片っぱしから殺されていってしまうのです。

これのどこまでが現実に起こっていることなのか,私には見当もつきません。ただ,映画化するにあたり,検証したと言っているのですから,まったくのでっち上げではないのでしょう。
世界中の富が集中していく陰に,こんな現実があるとすれば,それは見過ごしにするにはあまりに大きい問題ではないかと思います。貧困ゆえに子ども(男の子も売り物になります)がうられているのですから,日本の格差がもっとすすめば,これはタイの話ではなく,日本国内でも起こるでしょう。日本人の子どもを世界のお金持ちが買いに来るかもしれません。

今すぐ,何かができるわけではありません。
でも,知ることは邪魔にはならないでしょう。
こどもを金で買いに行くようなマネをする大人が減れば,商売は成り立たなくなります。
きちんと国民を助けていない金による援助を打ち切り,技術指導にすれば,私腹のみを肥やす輩は減るでしょう。
少なくとも双方が本気にならないと,解決しない問題だと思います。

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ありがとうございました

こんな神様私もほしい

先般の記事のコメントに「夢をかなえるゾウ」って本への言及がありまして,こういう記事も書いたなあと思い出しました。



こんな本なんですが,
このガネーシャが気に入ってしまって,このあと知っている人に勧めまくりました(笑)
私の本は,同僚の間を回り,校長には1冊買わせてしまいました。
今はなぜか不登校の子が面白がって読んでいます。
クラスに置きたいのですが,まだ相談室から戻ってきていません。

図書委員会のとりくみで,「先生のお勧め」の本は,今年はこれを書かせてもらいました。
本来,中学生向けではないし,もともとは成功本なので,
ちょっとどうかな?と二の足を踏んでいたのですが
図書委員会の担当教師も「面白かった」と言ってくれましたので
お勧めにしようと決心した次第です。

この前本屋さんへ行った時,この本がベストセラーになっていてびっくりしたのですが,私が読んだ時は,やっと書店の店員さんの間で話題になり,POPで宣伝しだしたときで,探すのに時間がかかった覚えがあります。
実は,たまたま聞いたラジオで,水野敬也さんという,この本を書いた人が,宣伝していたのを聞いたのです。
「靴を磨く」から始まる,毎日ひとつの実践目標は,
水野さんが,いろんな人のエピソードや伝記から,確かめながら集めてきたものらしいのですが,
なかなか思った人が思ったような言葉を残していない。と,収集の苦労話をしていました。
それを聞いていて,面白そうだなと思ったわけです。

これ全部実践できたら,私もこれからでも成功するかしら(笑)

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ありがとうございました

すごい生き方?激しい生き方

雨宮処凛という女性をご存じだろうか?

私が初めて彼女を見たのは,どこの新聞だったか,
フリーターの生活改善のための組合づくりかなにかにマイクを取る彼女の写真だった。
なに?このゴスロリ娘!
(30前後だったと思うが,ヒラヒラのフリフリスカートに紐紐のベストで,とても若く見えた)
なんでそんな若い子がフリーターの生活改善なんて,
しかもけっこう金のかかったファッションで,
どこかのパトロン(死語かもしれん)がついてる変な娘か
金持ちの道楽かと,ずいぶん失礼な印象を持ったものであった。

あんまり印象が強かったので,調べてみると,なんと元右翼系ビジュアルバンドのボーカル。ますます素性のわからない怪しい存在であった。
それでも,なんとなくすごいヤツだと思ったし
何といっても,かっこからエライ目立つ娘だもんだから
否応なしに目に入る。
それから耳に入る情報というと

北海道出身,もと不登校,右翼で左翼,
今は作家で労働運動家・・・・
なんともすごい人なのであった。

図書館に配本になった見本が,職員室にならべてあるのだが
今回買った本の中に,その彼女の

「右翼と左翼はどうちがう?」という本があった。



これは読んでみんなんやろう

で,読んでみると,なんともわかりやすい。
13歳,14歳の子が読んでも,きっとよくわかるだろうなと思うように右翼と左翼について,というか,彼女が経験した活動や,活動家たちの話が書かれている。
参考文献を読んで,写すだけなら誰でもできるが,子どもにでもわかるように書くというのは,コイツ,よっぽど賢いヤツに違いない
っていうか,自分が経験し,考えたことだから,みんなにわかるように書けるんだろう。
私自身,はじめて右翼と左翼について,認識したような気がした。

この中で本人が,
「右翼とは黒い車に乗ってさけんでいる怖いお兄さん」たちで
「左翼はデモとかをやっていて,火炎瓶を投げたりヘルメットをかぶったりしている人たち」
と,自らが若いころ持ったイメージを述べているのだが,
中学生にはピンと来ないかもしれないが,私には,もうウンウンと大きくうなずいてしまうほど納得できる定義づけだったこともあり,つい読んでしまったのである。

しかし,両方に通じる彼女が,両方の,それも半端じゃない活動家たちに会って,話を聞いているうちに,
両方とも幸せな社会を求めていることに変わりはなくて,よく似ているところがたくさんあると気付いていく,なんだかその過程が妙にストンとくるのである。

両方にたいする,無知な偏見を是正するためにも,
大人にも子どもにも読んでほしいと思った1冊であった。
少なくとも,自分のクラスには1冊置いておきたい。

注:タイトルの「すごい生き方」というのは,彼女の本とブログのタイトルである。

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ありがとうございました

7日間で校長先生になる方法??

ほんとにそうなる訳じゃないですから
だまされずに読みましょう(笑)



現役の校長先生はショックを受けるから読まないように
って書いてありますが
現役の校長と,現場無視の教育改革を論じる人たちにこそ読んでほしい1冊です。

3000人の民間校長を投入せよと始まるのですが,
機能するのは5%ぐらいしかいないかもしれませんし,
下手すると自殺者が出るかもしれません。
鵜呑みにはできないと思いますが
現場をよくわかった外部の目が,改革の可能性を提言しているように思います。

学校にいる人たちが一人1個,何かをよくすれば,1年後には人数分の改革になること。
トライ&エラーで,やってみて,良ければgo,ダメならさっと引っ込めるなど,ちょっと勇気が出る1冊でもあります。

なにより,「7日間で・・・」とか
「これであなたも・・・」とか
最近よく聞くような,数字がはっきりしていて,いかにもほんとにできそうに聞こえてくる,
これでできなきゃ「あなた」がおかしいと,2人称で訴えかけてくる
そのコピーが憎いと思わせる1冊でした。

藤原さん,あんた,やっぱりタダもんじゃないわ
だれでも真似したら,痛い目に遭うよ(笑)

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もう一押しって,嬉しいんですけど。。。。

学力向上で思い出した養老猛の話



昔から経験的に,勉強さえしていれば学力が上がるものではないと,教師たちは知っていたと思う。
持論としては,就学以前に親がどれだけの好奇心を満たし,学びの心に火を点け,知識の裾野を広げるかで学力は決まると思っていた。

バカといえば養老猛というほどに有名な「脳」の研究の第一人者である。
なにもそこまで言い切らなくても・・・・という気もするが,体をきちんと動かさないと脳だって発達しないというのはもっともとうなずける話である。

この本は,よりみちパン!セという思春期の子どもたち向けに書き下ろされたものなので,中学生でも読みこなせる分量と文章である。親も一緒に読んでみたらいいかと思う。
ただし,もう思春期にもなってしまうと,能力の獲得には,幼児期とは比べものにならない時間と労力がかかる。すでに手遅れになっているかもしれないのは仕方がないことだとわかっておかなくてはいけない。

学力向上,学力向上と世の中全体がけたたましいが,
小さい頃から,「勉強」だけさせて安心していても,それだけでは結局,結果は出ないと気持ちよく言い切ってくれる尊敬の1冊であった。



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また一人亡くなりました。城山三郎さんという作家

城山三郎氏死去
人の生涯には限りがあるのだから,いつかは死んでしまうというのはどうしようもない事象ですが,また一人20世紀に生きた,才能ある人材が亡くなられた事に,心から哀悼の意を示し,ご冥福をお祈りしたいと思います。


そんなに読書家とは言えない私が,城山三郎という名前を覚えているのは,「素直な戦士たち」というタイトルの小説が,新聞に連載されていたからです。

「素直な戦士たち」を毎日新聞で読んでいたのは,私がまだ学生のころのこと。
読み続けたことなんかなかった連載小説の,これは何故かやめられませんでした。
あまりにも露骨で徹底した千枝の教育方針と
千枝の夢実現の道具となる息子たちと夫
学歴社会のまっただ中を生きていた私には,
否定も肯定もできない,あまりにも身近な問題だったのかもしれません。
それでも,東大受験に突っ走り,そして崩壊していく千枝の夢を
冷ややかな他人事の目で見ていました。

「素直な戦士たち」の構図は,学歴社会がある意味破綻してしまっている今にも,形を変えて存在し,
母たちの期待に応えかねている『素直な戦士たち』はつぎつぎと心を病み,学校に出てこれなくなったり,暴れて壁に穴を空けたりし始めます。
「○○高校へ行きたい」と,自分の点数では望むべくもない県内一番の進学校を,さも自分の希望のようにあげる子どもたちの半数は,幼い頃からそう刷り込まれた親の希望を自分の希望として感じているのです。

ほとんどの親は,しかし,それを認めません。
「この子が言うもので」なんて言う人もいます。
心の中で「アンタが言ってるんじゃないの?」と悪態をつきながら
「おかあさん,でも,今のままじゃ・・・」
「そこまで無理をしなくても,こっちの学校で,こんなことをすることも考えられますし」>「先生,これから家庭教師を付けて,勉強させれば受かるでしょうか」

いつの時代も親は哀しいものだなと思わないではいられません。


だよなあと思った方はこちら↓
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思わなかった方はこちら↑
って一緒とちゃうんかい?なぁん,気のせいや

怒りのペンか。赤川次郎あなたもか

最近,日本の現状に怒りを向けている人が多いように思うのですが,これも,そんな本の1冊だと思います。


偶然見つけた1冊ですが,先日の「悪魔」と違う恐ろしさがありました。
赤川次郎といえば,人気作家で,イメージとしてはもっと軽いものを想像していたのですが,今回のこの本の持つエネルギーは,
時代への戦慄というか,どこかで腹をくくらねばならない危機感を感じました。

赤川次郎らしく,文のテンポはよく,短編ゆえに話しの展開は退屈どころでなく,しがみついていないと振り落とされそうで,もうちょっと落ち着いて話そうよって感じでしたが,乱暴とも言える語り口がまたさらに,怒りをたぎらせているようにも感じました。

で,思い出したのがこの映画

関係ないけど最近の報道にはでっち上げも多いよなあ。。。。

教室の悪魔 2

昨日は睡魔に負けてしまいました。

教室の悪魔というタイトルを見たときには,「悪魔」は教師か,生徒か外因か??と疑問を抱きながら本を手に取ったすずめでした。

最初の章を読みながら,あまりに頷けることばかりで,怖気がふるったわけです。
そこには,私たちが日常,生徒をそこに座らせて,話しを聞く光景そのものがありました。
なかなか口を割らない生徒。否定する生徒。結局あきらめてしまう教師。今までの何年かは,それでも,教師の方から見つければ,いじめは止まったのです。最近,アンケートをとっても,何も出てこなくなったのは,いじめや嫌がらせがなくなったのではなくて,アングラに潜んだだけなんだということを,突きつけられた気がします。

 授業中に観察する限り,教科書の悪戯書きや,文房具の破損は見つけられません。でも,もし,巧妙な悪魔たちが,今学習しているページはきれいなままで,1ヶ月程前のところに「死ね」と書いてあったら,表紙はきれいなままで,決して見えないような所に落書きをしていたら,授業中ごときでは,40人を見ている教師に見つけられるハズがありません。しかも,教科書など滅多に開かなかったり,机間巡視をしない教師の教科書にのみ落書きがあったら,1年間見つからないことだって不思議じゃないでしょう。そうじゃなくても,最近の生徒たちは,こと「評価」をされる場において,本当の顔を見せることなどありません。

 給食はどうでしょう。食べているときは教師がついていますし,片付けるときは,親に見せたい,と思うぐらい,生徒たちは好き嫌いをして給食を残しますし,健康観察の意味もあって,教師は食管と残菜バケツと生徒の食器をみています。その日残したもの,残し方,食べた量をチェックするためです。今まで,生徒はウンチやゴキブリの入ったものも,教師のチェックをすり抜けるために食べていたのでしょうか。とすれば,地獄以外の何者でもありませんし,その時点で,教師は権威をもっていじめに加担していたことになります。生徒の健康観察という大義名分をかかげて。

 現実に私の勤める学校でも,インターネットの掲示板にあることないこと書き込まれて誹謗中傷されるということがありました。たまたま検索をかけたときにひっかかってきたのですが,学校では規制がかかっているので,掲示板もブログも見ることはできません。ですから,学校で,職員会に実物を提示しようにも,家から持ってこない限りできないのです。そして,書き込みをした生徒は,家で,親の見ている前で,やっていました・・・・。もちろん,親は,我が子が何をしているのか気づきはしなかったのでしょうけれど。

 今の学校現場には,課題が肥大化しすぎていて,対処しきれない部分があります。悪魔たちに立ち向かうには,保護者の危機感も必要ですし,関係機関との連携も不可欠です。削られる一方の教育予算のなかで,やらなければいけないことがどんどん複雑になり,増えていく。

真面目な教師ほど,病気に倒れていくのがよくわかります。
そして,ますます子どもたちも病んでいくのです。 


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同感,でも震撼 「教室の悪魔」

そろそろクラス分けが気になるすずめです。
今日はちょっとだけ時間ができたので,久々に読書。



ぞぞ〜〜
あまりにも当てはまる。

そのとお〜〜り!!

って感心していてはダメなのです。

読んでみれば私の恐怖感がわかると思います。

あ,いえ,学校関係者なら,きっと鳥肌が立つ思いがするでしょうし

保護者なら,思わず我が子の持ち物や制服のすべてをチェックするでしょうし

日教組をつぶせ!!と叫んでいるみなさんは

これも日教組の責任だ!!と叫ぶのは簡単ですが

大人の世を映す鏡である子どもの世界がここまで病んでいるときに
責任追求をするしか行動のない,そこが病巣のひとつであることに気付いていただきたい。

なかなか人間の至らない私ごときには,こんな短時間で,ここまできれいに聞き出せる自信がないが

これと同じ事がそこここでおこなわれているということが事実としてあり

もしかしたら自分のクラスも例外ではないという危機感に心穏やかではいられない。
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