ゆとりを悪者にして片づけてないか?

すずめの学校も,例にもれず学力(と定義づけてはいけないかもしれない)の2極化が激しい。
それも,学習障害や知的障害の疑われる子どもの成績が悪いのではなくて,どこからみても,できないはずのないことができていない。
分数の計算につまづき,小数点がうまく打てない生徒がごろごろとは言わないまでも,ぼちぼちいる。
漢字を書かせれば,小学校の漢字が書けないし
英単語なんて,20個もおぼえていれば上等って子どもたちだ。
京都までの修学旅行の行程で,福井県の次に行くのはどこ?と聞いたら
「富山県」って答えが返ってきた。

それでも,先日,同じ中学校の教師に
「これはやっぱりゆとり教育のせいですかね」と聞かれて
大きく「いいえ,違います」と答えてしまった。

小学校の先生の話を聞くと,
いろいろ苦労していることがよくわかる。
数学の計算問題や漢字の書き取りなど
絶対的に時間をかけないと身につかないものがある。
宿題にしてやってこないのであれば,学校に残ってさせるというのが今までのやり方だったと思う。
ところが,その「おのこり」が最近できなくなった。
かたまって帰っていくので,そこに一緒に帰れないと
「まだ帰ってこないのですか?」と親から電話がかかってくる。
パトロールに立ってくれている地域のオジサンたちだって,
一時に帰ってくれないと,いつまでも立ち続けることはできない。

ゆとり教育によって3割削減された教科内容。
それすら教え込めていないところが原因だと思う
じゃあ,今回の改訂で,教育内容を増やして
それで問題が解決するのか。
減らした内容でさえ教え込めないのに,どうやって消化するつもりなのか,子どもの現状をみていない改訂なんじゃないかとちょっと心配になる。

何かのせいにすることは簡単である
しかし,原因が明らかになったところで
状況が改善されるとは限らない

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