夜スペと学力テスト

学校の先生が集まると,杉並区和田中の夜スペの話は避けて通れなくなっているらしい。
あれは公教育が求めてはいけないものであるとか,
塾が入るのが気に入らないとか
だいたいそんなところに落ち着いてくると思う。

それにしても,こんな日教組の実践発表の場にまで,夜スペの話題が進出してくるなんて,
藤原校長,目的は十分達成できたと思う。

教育の機会均等に反するとかなんとか,北海道の先生がいろいろしゃべっていたが,実はよく覚えていない。

ただ,北海道のお兄さんにわかっておいてほしいのは

東京の公立と北海道では,事情が全く違うということ。
すずめの住んでいるところも田舎なので,
小学校から中学校に来る時に,私立に逃げたりしない。

東京の公立では
上位半分が私立に流れ,残りが集まってくるのだと聞いたことがある。
夜スペは,私立から生徒を取り戻そうと
いろんな工夫を重ねる公立学校の一つの努力ではないかと思う。
そんな中では,進学塾の授業と言えば,試験で選別でもしないと
生徒があふれてしまうのだと推測できる。
現に,和田中の英語スペシャルでは,希望者が多くて倍率2倍を超え,
テストで選別して受講者を決めた。
講師の先生は,気の毒がっていたが,ひとりで面倒を見ることができる生徒の数には限界がある。

実践主義の権化だというリクルート出身の藤原校長が
時間切れを目前に控え,なかなか腰の上がらない教員に,
ドカンと話題を提供した。
全国の教員がこれを見,話を聞き,賛否両論,いろいろ話題にする。
そんな議論の場を,無理やり作っていったと考えるのは
間違っているかなあ

あれ,学力テストについて書くのを忘れていた。
また今度ということで・・・・

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ありがとうございました
タグ:教研 夜スペ
この記事へのコメント
現役教師の対「夜スペ」反応は嫌悪・否定論のみと思っていましたが、私の思いこみでした。訂正し、反省したいと思います。
入塾テストについては、扱う教材のレベルに堪えうる学力の診断(そうしないと、ついてこれなくなったときに気の毒)という意味づけかと理解していました。
「希望者全員が受けられないのは気の毒」という批判があるようですが、その発想がそもそも学力の向上が実現しにくお原因なのですね。
ある一定の教材で授業をするということは、できる子には、能力への負荷がかからないという意味で学力が向上せず、できない子には能力に負荷がかかる前の歯が立たない段階になり、学習そのものに取り組めないおそれがある。「習熟度別指導」をしてくれるなら賛成という立場なのでしょうか。
気の毒と言えば、進学塾ですら、教材は与えられているので予習(宿題)をしっかりして、授業のときは復習のつもりで、というのが学力向上の近道ですから、通塾の経験のない受講者はけっこうきついのではないか、と勝手に心配してみたり。
私の場合は、成績上位層への存在意義という観点から、夜スペに対しては応援の立場をとっています。
Posted by kurazoh at 2008年02月09日 23:59
kurazohさん,ありがとうございます。
> 「希望者全員が受けられないのは気の毒」
だから何もしないというのは理屈が通りません。
ただ,補習教室を運営する身としては,
「じゃあ,講師も一緒に探してきてよ」と言いたい気分で,やりたい気持ちはあっても,現実問題として収容能力には限界があるのです。
Posted by すずめ at 2008年02月10日 00:34
こんにちは。
進学塾と組む、ということに違和感を感じる教員はいると思いますが頭から否定する人は今や多数派ではないと思います。公立の特に中学校では生成上位の生徒は実質的に放置されているのは事実です。多くの中学校では日々の問題に追いまくられて、自分である程度なんとかできる生徒にかまっている暇はない、というのが現実だと思います。そこへ来て教委からは次から次へと新しい書類を求められて、という状況です。中学校の先生に今やっていることに加えて進学希望の生徒対応の「課外授業」をやりなさいというのはあまりに酷です。
となれば広い意味での「教育機関」同士なんですから対立していてもしょうがない、うまく連携できれば生徒たちにとっていいと言うことになるんだと思います。理想論を言えばいろいろ問題点はあるんですが、sこにこだわっていたのでは1歩も前進できないと言うことなのでしょう。
学校は万能ではないと言うことをまず認めなければならないと思います。
Posted by kirara at 2008年02月10日 09:42
kiraraさん,ありがとうございます。
理想論はいろいろ人によってあるのでしょうが,
虫のいいことをいえば,私は塾とうまく教材を合わせて,授業を消化しきれなかった子が塾でしっかり補充してもらえるといいなと思っています。
そのための教材開発を少し協力してやれれば,私が塾の先生に少し教えてもらって作成したプリントを,ジャンジャン流しちゃって構いません。もちろんテストもです。あんまり先に問題教えちゃうわけにはいきませんが,テスト対策の説明書きなんかをFAXする程度なら,喜んでやっちゃいます。
それで子どもたちがバッチリテスト対策できちゃうのなら,お安いものです。
ただ,それで特定の塾だけにメリットがあるのは,商売上どうかな?と思う,それだけが引っ掛かっています。
先日,塾の先生とお会いする機会もあったのですが,「塾の経営者の中には,学校とベクトルを一つにしたいと考える人は少なくないはず」と聞いて,ますます塾との情報共有を進めたいと思うようになりました。
Posted by すずめ at 2008年02月10日 20:06
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