すごい生き方?激しい生き方

雨宮処凛という女性をご存じだろうか?

私が初めて彼女を見たのは,どこの新聞だったか,
フリーターの生活改善のための組合づくりかなにかにマイクを取る彼女の写真だった。
なに?このゴスロリ娘!
(30前後だったと思うが,ヒラヒラのフリフリスカートに紐紐のベストで,とても若く見えた)
なんでそんな若い子がフリーターの生活改善なんて,
しかもけっこう金のかかったファッションで,
どこかのパトロン(死語かもしれん)がついてる変な娘か
金持ちの道楽かと,ずいぶん失礼な印象を持ったものであった。

あんまり印象が強かったので,調べてみると,なんと元右翼系ビジュアルバンドのボーカル。ますます素性のわからない怪しい存在であった。
それでも,なんとなくすごいヤツだと思ったし
何といっても,かっこからエライ目立つ娘だもんだから
否応なしに目に入る。
それから耳に入る情報というと

北海道出身,もと不登校,右翼で左翼,
今は作家で労働運動家・・・・
なんともすごい人なのであった。

図書館に配本になった見本が,職員室にならべてあるのだが
今回買った本の中に,その彼女の

「右翼と左翼はどうちがう?」という本があった。



これは読んでみんなんやろう

で,読んでみると,なんともわかりやすい。
13歳,14歳の子が読んでも,きっとよくわかるだろうなと思うように右翼と左翼について,というか,彼女が経験した活動や,活動家たちの話が書かれている。
参考文献を読んで,写すだけなら誰でもできるが,子どもにでもわかるように書くというのは,コイツ,よっぽど賢いヤツに違いない
っていうか,自分が経験し,考えたことだから,みんなにわかるように書けるんだろう。
私自身,はじめて右翼と左翼について,認識したような気がした。

この中で本人が,
「右翼とは黒い車に乗ってさけんでいる怖いお兄さん」たちで
「左翼はデモとかをやっていて,火炎瓶を投げたりヘルメットをかぶったりしている人たち」
と,自らが若いころ持ったイメージを述べているのだが,
中学生にはピンと来ないかもしれないが,私には,もうウンウンと大きくうなずいてしまうほど納得できる定義づけだったこともあり,つい読んでしまったのである。

しかし,両方に通じる彼女が,両方の,それも半端じゃない活動家たちに会って,話を聞いているうちに,
両方とも幸せな社会を求めていることに変わりはなくて,よく似ているところがたくさんあると気付いていく,なんだかその過程が妙にストンとくるのである。

両方にたいする,無知な偏見を是正するためにも,
大人にも子どもにも読んでほしいと思った1冊であった。
少なくとも,自分のクラスには1冊置いておきたい。

注:タイトルの「すごい生き方」というのは,彼女の本とブログのタイトルである。

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