価値観の押しつけ

何人目の通りすがりさんかわからないのですが,
「すずめさんの教育は押し付けだと思う。」

私はその通りだと思っています。
周りの大人たちがああでもない,こうでもないといろいろお節介を焼いて,子どもを育てていく,そのすべてから個別の価値観の押しつけなしにはしつけも教育も成り立たないだろうって。
だから,「子どもに遠慮しない」って言うんです。

子どもには「親」という強大な価値観があります。
でも,往々にして個人の価値観なんて,多少ゆがんでるものなんですね。
世の中そんなに人格者ばっかりじゃない。
だから,子どもはいろんな人の,いろんな価値観にふれて大きくなった方がバランスがとれるんです。
「出会った大人が多いほど子どもはよく育つ」

子どもの家庭環境や背景など,確かに配慮すべきことはたくさんありますし,思っていても,あとから「まずった!」ってことはよくあります。
子どもにしてみれば,理不尽な点もあるでしょう。
それでも,です。
あんまり子どもが傷つかないように,負担をかけないように,とあんまり大事にしすぎるのもどうかな?って思うんですね。
そのうち,友達同士でも,トラブルがあったときに,自力で全く解決できないどころか,被害者意識の塊で,誰の話も入らないなんてことがよくあるからです。

恨むなら恨めばいい。
それが世間知らずだと言われるのも仕方ないと思っていますが
世の中もっと多種多様なら,なおのこといろんな価値観が押し寄せてくればいい。
子どもって本来しなやかなものです。
ちゃんと自分で選んで,人に合わせて生きていきます。
担任集団が個性の強い学年であるほど,生徒たちは個性豊かに,頼もしく育っています。

ただ,10年前と大きく違うのは,子どもへのしかり方でしょう。
昔は怒鳴りっぱなし,怒りっぱなしでも,生徒って立ち直って来ました。
他の教師たちも,十分にフォローしてくれてたんです。
最近はダメです。自分で叱りとばした子どもは,自分で拾って来なきゃいけない。
べその一つもかいたあと,しんみり二人でお話をして,
じゃあ,これからどうするの?なんてことを相談して,
最後は「うん,がんばる」とにっこり笑って帰る
そこまでやらないと,なかなか効果がでません。
だいたい,最初は何を怒られているかわからない人たちです。
理解して,納得して,考えて,アドバイスをもらって,希望を持ってさようならするんです。(も〜疲れるったらありゃしない)
それも,アドバイスは必ず,
「私はこう思うんだけど,あなたがどうするかは自分で決めて」と
自分で決めさせないと,実行がともなわない。
なんとも,手間のかかる話なんです。

それでもきっと「くっっそ〜〜」と思っている子はいます。
その子たちは学年の他の教師たちの個性に触れ,価値観にあい,
「すずめはダメだけど,この先生ならわかってくれる」と
誰かに心を開いているのです。
学年の教師集団が仲良ければ,そんな情報は共有できます。
学年がスタッフワークであるというのはその辺にも理由があります。

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