人の心が通じない

七夕の笹が届いた。
学校の近所に住むおじちゃんが,山から切り出してきてくれた,
大きな立派な笹である。
床から立てても,天井に届いて,まだしなっている。

さっそく短冊を作って,生徒に渡し,
お願い事をしようと提案。七夕の風習は,家庭にあってはなかなかそこまでできなくても,学校のような場なら,みんなでやるから楽しくできる。
授業でも,ちょうど後置修飾の練習をしているので
The river running through the nigit sky is ....
なんて英語で天の川の説明をしてみるところから始める。
七夕づくしである。

ところが,短冊を吊るし始めた時
まだ書いてない生徒が意外に多い。しかも,面倒くさいなんてぬかす奴もいる。
ブッチーン

朝だって,「みんなのためにって切って来てくれたんだよ。うれしいね。これで七夕ができるから,みんなも今度会ったら,ありがとうっていっておくんだよ」なんて言ってたのに,
面倒くさい?
セロテープ一巻き全部使ってしまってボールを作り,廊下で野球して怒られてたりもした奴が,短冊1枚に面倒くさいってか?
そうかいそうかい,自分のちょっと気が向かないことだと
せっかくの人の好意もすべて面倒くさいって無視するんかい。
そんなに私,おせっかいなことしたか??

頭にくるより,悲しくなってしまった。
七夕の行事なんて,家ではもうしないから,学校ぐらいしかすることはない。
けれど,彼らは10年後,もしかして海外に住んでいる人もいるかもしれない。外国人とお仕事をしているかもしれない。
日本のことをきちんと知って,一通り経験しておくことが彼らを助ける場面があると,わたしは信じている
で,たまたま人から御好意をうけ,ありがたく使わせてもらおうとした矢先の言葉が「面倒くさい」だったのである。

のびのびと素直にふるまうのは良いが,人の心を感じることも大切だと思う。
そんな心の在り方を一つ一つ「教える」ってのも変な話だよなあと思いながら,それでも広がりつつある心の機能不全ともいえる状態がこれ以上広がってはまずいよなあと,最近増え続ける殺人事件を思い出しつつ,ぞぞっとして思わず泣きたくなったすずめなのでした。

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