現役おばちゃん教師 日教組の何が悪いのよ!! > <% archive.createstamp | date_format("%Y 年%m 月")%>


お勉強できる子の共通項

毎年何百人と生徒がいるのですから,そりゃあ中には天才肌から,自分の名前を漢字で書けない子まで,いろいろいます。

どんな子がお勉強できるのかなと今までの数々を思い出してみると,
やはりいくつか共通項があります。

実は,塾に通っているかどうかは,さほど問題ではありません。
この子,すごいって子の半分は通っていますが,
半分は,通わずじまいか,通っても3年の夏休み以降です。

理解が早いか遅いかも,半々です。
感覚としては,むしろ,1回目に聞いて,よくわからなくて,
自分で反芻してストンと落ちるってタイプが多いように思います。

ただ,集中力と,わからない問題に対する粘りはどの子も共通して持っていますね。
わからない問題で,頭ひねってるときも,簡単に投げ出そうとはしないし,下手に手を出そうとすると,
「ちょっと待って,わかりそうな気がする」って自分で考えようとしますし,モードに入ると,周りの音なんて聞こえなくなっちゃう。
それで,授業中にわからなかった問題なんかも,次の時間にはちゃんとマスターしてるんです。
この辺がすごいですね。
首ひねりながら終わっても,次の授業には晴れ晴れしてるんですから。

で,これも共通して言える事なんですけど,親は「我が子は鈍くさい」と思ってるかして,ゆっくりのんびりやっていても,決して急かさないんです。それどころか,「勉強しなさい」とも言わない。
子どもを信用しているんです。自分の子どものペースを掴んでいるというか。

こうすればお勉強ができるようになるっていうんじゃないですからね。間違えないでください。そうやって10余年,育ててきた結果そうなるんです。

もう一つ,概してお勉強できる子たちは,教科書をバカにしません。
しっかり読んで,隅々まで勉強します。素直に足下をかためる努力ができるかどうかが,結果を左右するのかもしれませんね。

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タグ:学校 成績

うそ〜,ドキドキ

さて,1日の締めくくりはいつもネット。
(そこだけ見ると,恐ろしく不健康な響き)
いつものように蓋をあけて,PC立ち上げて・・・・

あれ?緊急メンテナンス?
聞いてないけど

待てど暮らせどつながらないシーサー
いや〜ん,ネタ忘れる(忘れた)

結局,11時を回ったところで,
今日は早く寝ろってことなんだと思い直し,
久しぶりに髪を染めて,早めに寝ることに。
(11時も過ぎて,ごそごそ髪を染めてなんて,ちっとも早くないと思うけど)

あとでよ〜く考えてみると,
シーサーがつながらなくて,自分のブログの書き込みができなくても
ほかのブログ廻りやコメントはできたんじゃないの?
バカみたい・・・・

さて,部活してこよう
午後は映画にでも行こうかな
ゾディアックと300と,どっちにしよう

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参議院選挙があるっていうけど

気がつけば,1ヶ月後に参議院選挙だというので,
世の中はいろいろ慌ただしくなってきているらしい。
日教組といえど,組合員といえど,たいした選挙活動ができるわけでもないので,あまり関係がないような雰囲気である。

しかし,よーく考えてみると,今回の選挙には,いろんな問題が絡んでいた。
教育3法は成立してしまったので,土曜日の学校はどうなるのか知らないけど,副校長もできるかもしれないし,第1,再来年から更新制が始まる。10年に1度の更新制なので,私なんかは1度受ければ,次は定年だと思うが,若い人は大変だね。

で,その次は憲法改正なんだろうから,この選挙で自民党が圧勝すれば,それっとみんなで改正にもっていっちゃって,戦争に突入していくことになるんだろう。これってなかなかう〜ん,危機感があるなあ。(世の中の人たちがどうして,ここまできて,まだ戦争なんてあり得ないなんて楽天的なことをいっているのかが理解できない)

そんなびみょ〜な情勢での選挙なので,当然いろいろ気になるわけだが,先日からのボコボコ出てくる候補者の,あれはなに?
義家さんが出るって言ったときも,「何考えてんの?この人。」って思ったけど,フジモリさんが出るって言うに及んでは,出馬要請する方の良識を疑ってしまう。「はぁ〜??」

日本の政治って絶対腐ってる。有名人立てて,知名度だけで上がろうっていう根性も気にくわないし,それにまんまと乗せられる国民も情けなさ過ぎる。
この前,ネットであったアンケートで,日本の850兆円もの赤字は誰の責任だと思うかという質問には,60%が「政治家の責任」って答えてた。のに,自民党に圧勝させるわけ?それはダメやろう。
「国民の支持」とかいうアヤシげな免罪符をもって,これまでの責任をチャラにし,憲法を変え,戦争に走り,ますます格差を助長していくなんて,許せない。
今のトップが目指す「アメリカ型の自由経済社会」っていうのは,「6人が全世界の富の59%を所有し、その6人ともがアメリカ国籍」(from「世界がもし100人の村だったら」)という冨の一極集中社会。そこにはごく少数の超富裕層と,それを支える多数の貧困層がいる。

戦後すぐの日本人が,アメリカの豊かな物質文明に強烈に憧れた,そんな時代のコンプレックスはいい加減捨てて,自国民のことを考えて欲しいよ。安倍さん。

日教組とは関係ないかもしれないけど,よりによって自民党に与するのかい?義家さん。あんた,教師の端くれじゃなかったんかい?ヤンキー上がりは所詮ヤンキーだって身を以て証明しようっていうのかい?強いものにへいこらしっぽ振ってついていったんじゃ,あんたの教え子は泣くと思うよ。

と,あ〜またどこからか 批判を浴びそうな言葉の数々。でもどうしようもなく腹が立つ今回の選挙なのです。
絶対選挙に行くから。自民党には入れないから。1票だって,現状に反対する票を行使するから。くそ〜,国民バカにするのもいい加減にしてほしい。

おっかしいなあ,もうちょっと明るい,軽いタッチの記事書くつもりだったのに.....

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教師の叱り方 トラップ

どこの学校でも班活動というのを取り入れていると思います。
生徒に自主性と責任感を持たせるために,いろいろ活動させるのですが,最近どうも生徒がうまく動かないのです。

すぐにサボってしまう子どもを出さないために,細かく仕事を割り振る人もいます。でも,私はそれが嫌いで,ちょっと大雑把に仕事を区切ったきり,あとは生徒にお任せです。
誰かが欠席したり,用事ができたりしたときに,誰がカバーに入るか。係が細かくなればなるほど,融通が利かなくなって,「休んだ人の分はやらなくていい」とか,「休んだ人の分は先生がやる」なんてことを平気で言い出すからです。

最初によーく言って聞かせるのは
「みんなでするってことは,誰かが休んだときには代わりに誰かが気付いてきちんと班の責任を果たすってこと。休んでいるからとか,サボっているからって言うのは理由にはならないから。誰かが気付いて,代わりに仕事を済ませ,あとでサボったヤツをみんなで責めるのならそうしなさい。泣き寝入りをするのなら,それも止めません。」

実はそれってトラップなんです。
自分たちで仕事を割り振った生徒たちは,たいてい人任せにするか,忘れるか,またはほんとに欠席するかして,仕事に穴を空けます。
さーて,説教タイム
たとえば,黒板が消してなかった。
まずは「黒板が汚いよ」だけ。
たいてい誰も動きません。
5秒で動かない場合は,
「黒板の班,全員立って」
そこから延々説教タイムです。
あえて,みんなの面前でボロカスに言います。
他の班に見せるためです。
仕事をしないと責任を問われることをわからせていきます。たいてい終礼の前が多いので,誰かが仕事をさぼると,みんなの帰りが遅くなる。
他の生徒からの冷たい視線と,担任の冷たい言葉で,少しずつ生徒は学んでいくのです。
夏休み頃までには,係の仕事と,給食当番の抜けはなくなってきます。
細かく割り振れば,責任は一人にかかっていくことになります。
6人ぐらいの班が,そういった責任に対処するのには最適です。
班がきちんと動いていれば,クラスの仕事は楽ちんです。快適です。
生徒が,自分の仕事に対する,誇りと責任感を持つようになってくれれば,担任はしばらく休んでも大丈夫です。

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説教に持って行くまでの長い道のり

一口に説教するとか暴れるとかいうけれど
実は説教にもっていくまでに,怒られ方を学習する必要があります。

教師が「こんなんじゃ,授業にならん」と怒って教室を後にしても,誰も迎えにはきませんし,
行儀の悪い生徒を廊下に出せば,拗ねて帰ってしまうこともあります。
まずは,教師が怒っている場合,どう対処しなければならないかを教えるところから始まります。

何度か小さいことででも,厳しく言われて,その後どうするかを考えさせると,生徒はすぐに自分がマズいことをやらかしたら
とにかく先生に説明して,悪かったことは謝るという構図ができます。
ここさえできてしまえば,滅多なことはありませんから
安心して生徒を指導することができます。

ちょっと前までは,そんな指導は不要でした。
教師が感情を爆発させても,生徒はなんとかついてきました。
(もともと子どもって柔軟なものなのです。ちょっとやそっと大人が手荒な真似に出たぐらいで壊れたりはしません。ましてや,相手の大人に真剣さを感じれば,子どもはきちんと応えるものなのです)
最近じゃそれはダメです。家でも怒られたことのない人が増えたのでしょう。必要以上に傷つく人も増えてきました。
先生が自分に厳しいことを言うのは,自分のことを嫌いなのに違いないなんて,訳のわからない結びつけ方をする人もいます。

少なくとも教師は大人です。生徒に対し,そんな好き嫌いで厳しいことを言っているなんてことはありません。
その辺をもう少し聞き分けてほしいなと思います

あ〜,ダメです,眠いです。何を書きたかったんだか混乱してきました。

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出る出る変質者

季節のせいか,最近変なのが多い。
朝の新聞にも露出で逮捕の記事が出ていたし,
先日はバスを待っている女生徒の後ろから首筋を舐めたという
なんとも気持ちの悪いのがいた。

変質者が出るたびに,生徒たちには注意を呼びかけるが,
部活の帰りなんか,けっこう時間も遅かったりするし,ほんとにやっかいな世の中になったものよと嘆かわしくなる。

そんな話をしていて,思い出したのだが
前任校での話
通勤の途中にけっこう急な坂道があり,しかも途中で幅員が狭くなっていて,脱輪したりする事故が時々起こる箇所があった。
凍結した朝なんか怖いもので,ブレーキなんかかけた日には
ぐるりんと回って,後ろ向きに滑るなんてこともおこる。
同僚の中にはぐるりんのあと,ずるっと滑って,そのまま車の後ろ半分が畑に落ちた人もいた。
その恐ろしい坂道で,雪の日に,ついに脱輪してしまった女の教員がいた。
夕方でそろそろ暗くなってきており,困った彼女は車を降りて,途方に暮れていた。
と,工事現場帰りと見られる厳つい男たちが通りかかり,3人がかりで車を持ち上げてくれたのだそうだ。

それを聞いた口の悪い同僚たちは,
え〜,こんなおばちゃんによく手を貸してくれたなあ」と驚いて
結局,薄暗がりの中で,年齢も見えず,単にスカートをはいていたから,男たちが不憫がって手伝ってくれたのだと結論づけた。
とんでもないセクハラ談義である。
じゃあ,誰なら手を貸して,誰なら手を貸さないのか。
やっぱり男じゃダメだろう。
いや,暗いからわからんかもしれん
じゃあ,ごつい生徒指導のK先生じゃダメかな?
う〜ん,カツラでもかぶって,スカートはかせれば,だまされるかも。
いや〜それじゃ待っている間に変質者にされるのが関の山だ。
と,まあ好き勝手なことを言って笑っていた。

思えば仲のいい学年で,とても楽しかったが
会話はとても生徒に聞かせられるものではなかったなと思う。

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指導主事というお仕事

学校には指導主事訪問というのがあって,多分自治体によって方法はいろいろなんだと思いますが,指導主事が一人または複数で学校に視察に来ます。(数年に1度,総合訪問とかいって,教育長以下大名行列のようにやってきて,席次まで決められた全体会なんてのがある。これはちょっと別格)

事務方の仕事が多い指導主事も,教員が異動でまわっていくので,いつまでたっても教育行政がピリッとしないとも言われます。
確かに優秀な人が引き抜かれて行くのでしょうが,必ずしも現場の優れた人材が,行政で優れているとは限らないので,うまくいかなくて悩む人もいるようです。
管理職を前にして,指導主事になって箔を付けると考えている人が一番多いと思いますが,必ずしも指導主事→管理職というわけではないのが最近の傾向です。

昔はこの指導主事は,自分よりもずっと年も上だし,だいたい授業をちらっと見ただけで,ボロ雑巾のように批評していったものですから,なんともおっかない存在でした。
だんだん年が近くなり,同僚だった人たちが指導主事になるに至って,それも良くないと思うのですが,まったく怖くなくなってしまいました。

もう,何年も前から,私は自分の授業には誰でもいつでも歓迎というスタンスになっています。ですから,指導主事だって,参観に来れば混ぜてあげるし,それなりに指名だってしてあげるし,楽しくやっています。(相手はいやがっているかもしれない)

その指導主事が来週訪問というので,それまでに用意しなきゃいけないものをリストアップし,それぞれの担当が用意しているのが今です。出勤簿にちゃんとハンコがあるか,とか,(そういえば,残業手当がないから,タイムカードってものがない)出席簿の記載がきちんとされているか,とか。私はとにかく書類の整理が下手なので,その時に言われても何がどこにあるのかわからなくなっています。これにはちょっとした裏技で対処しています。
今は少人数の加配をもらっているところや,特別支援が話題のスポットなので,この辺に関わる人たちは書類の準備が大変です。

訪問と言えば煙たがられ,指導するのがお仕事で,いろんな細かい点を指摘すれば,また嫌がられ,気の毒なポストだなあと最近は思うようになりました。匿名の学校批判や中傷や嫌がらせのような電話もジャンジャンかかってくるそうなので,まあ,体だけはこわさないでねって言いながら,それでも文科省なんかが,またしょーもない調査を降ろしてくると,
「ごめん。そこしか言うことないから言うけど,なに?これ。冗談じゃないし」と指導主事に抗議の電話をしてしまうこともあります。
抗議の電話が,その後延々慰めの電話になってしまったこともあります(笑)

つくづく,割の合わない仕事だなあと思います。

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がぉ〜眠いよ。気がついたらこんな時間

今日は飲み会でした。
だいたいはシンデレラなんですけど,今日は帰ってきてから居眠りしたのが効きました。
気がつくとこんな時間。

ダメです,寝ます。お休みなさい。

しかし,教員たちはみな元気です。
今日も元気に11時まで飲んで,帰ったのか,まだ行ったのか知りませんが
明日はまた朝一番から「部活」とか言ってる人がいます。

一部に飲み会の次の日,朝から遅刻する不届きな教員がいて云々と書かれていたことがあり,
実際そんなヤワな輩もいるにはいますが,
私が初任で,一番最初にたたき込まれたことの一つは

飲み会はサボるな,朝まで飲んでも遅刻するな
朝イチの授業に二日酔いの気配を見せるな

私の「芸人」人生はそこから始まったように思います。

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英語は憶えなきゃダメなの

最近の子は,といういい方はしない方がいいと思うが
それにしても,勉強しない人たちが増えた。
ちょっと前まで,私の目標は
英語の授業のない日でも英語の教科書を開かせる
ということだった。

もーそんなの!

英語の授業があっても教科書を開かない人たちが出てきて
私は敗れ去った

勉強のクセがついていない人たちは
単語のテストだと言っても,単語をおぼえられないらしい。
もちろん,手で何度も書けば彼らの若い記憶力なら憶えられるはずで,
ようは憶える訓練をしていない人が,書きもしないで眺めていても
頭に入るはずがない。
そんなもん,穴が開くまで眺めてたって,それじゃ憶えられないって。

やむなく,作戦を変えて,今年の目標は,
教科書暗記を授業に入れ,全員が作業することで稼働率を上げること

5分で教科書暗記,その後発表。なんて事もよくやるが,クラスの3分の2はなんとか憶えられる。後の3分の1は相変わらず。教師が手伝っても,なかなか単語一つ満足に憶えられません。

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昨年通りvsその場のノリ

自分ではそんなに発想が豊かな方だとはどうしても思えないのだが
とにかく考える役目にまわることが多く
一発打ち上げお祭り女を余儀なくしてきた

運動会どっかーん
文化祭ドッカーン
これは私には譲れない線だった。

15年程も前,ひたすら真面目にいろいろなことを考えていたとき
学年で一つの版画を作るだけとか,
造形物を作るだけという文化祭が不満で,もっとみんなに何かさせたいと,テーマを決めてクラス毎に学習することを提案した。
学級担任からは,なにを七面倒くさいことをと言われたが,
それでもいろんな研究物ができた。
その時はだれもそんなことは言わなかったけど
今から考えれば,あれは総合的な学習の時間だった。
つまり,そんなよくわからないことが好きだったんだ,昔から。

ところが,自分自身はあまりレベルが高くない。
私が提案して,私も含めた教員たちが取り組むのだが,
どうも,ヘンなことをしてはコケるのが私だった。
他の教員たちは,面倒くさがったり,露骨に嫌な顔をしながら始めるのだが,私なんかより,ずっといいものを作ってくれる。
その辺が教員の底力なんだろうなって思う
真面目過ぎるかもしれないけど。

今年も文化祭の準備を始める時期になって
ほんとはやること決まってるはずなんだけど
どうも面白くない。
1年生はこれ,2年生はこれ,3年生はこれって一応線はあるんだけど,面白くない。
その場のノリで提案しちゃうと,また後でもめるかな
去年もめたし。。。
1年限りってことで勘弁してもらった。
今年も1年限りってことで。
ダメかな

最近は授業時間の確保と,行事の精選で,文化祭そのものがなくなってしまう学校がいくつもある。
なくならなくても,紙に書いた研究発表やパワーポイントの個人発表に終わってしまうところも多い。
お祭り女としては,なにか,こう,血のたぎるものが欲しいわけで,
年とともに自分の血はたぎらなくなってきたけど,生徒の血は沸かせてやりたい。
去年の通りにって,そんなもん,毎年変えたっていいやん
そのとき考えるから楽しくもなるってもんや

というわけで,土日はすこし考えよう。

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夏休みって何のためにあるの?

そろそろ暑い季節がやってきました。
教頭が,「やってられるか,やなあ」といいながら,クールビズに関するお達しを読んでいました。

クールビズといえど,
バミューダパンツのようなものはいけない
袖無し,襟なしはいけない
Tシャツは好ましくない
過度に透けて見えるものも良くない
というわけで,結局そこそこの服を着ていろと

それ自体は別に当たり前のことで

じゃあ,何が問題かというと,
エアコンのない職場では,室温が平気で体温以上に上昇するにもかかわらず
28度設定の役所内と基準が一緒って,そりゃ無理とちゃいまっか?ってこと。

でもね,素朴な疑問
夏休みってやっぱり,暑いから休みになるんでしょ?
エアコン入ったら,別に休みにしなくても良さそうな気がするんですけど。
ほんとのところってどうなんだろうなあ。。。。

でも,エアコンもないのに,休みだけなくなったら,これもたまらないしなあ。
誤解のないように言っておきますが,夏休みの間も勤務はあります。
毎日体温以上の職員室で過ごしています。
研修がいろいろ併せて10回ほどあります。職場体験の関係で4日間ほどは留守にします。検診があって,文化祭の準備があって,部活の大会があって,盛りだくさんな夏休みです。

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タグ:学校 学期末

何でもありの授業は個人的趣味かも

今でこそ,行くヒマもなくて,ほとんど映画なんて見れなくなってしまったけれど,若いときはずいぶん映画館に通いました。
ほぼ1週間に1回。昔は田舎の映画館は二本立てでしたから,年間3桁の映画を見ていたことになります。

今でも映画は好きで,授業にも使います。
難しいんですよ。その選定基準が。
まず,授業が50分ですから,2回で100分。休み時間まで食い込ませても,120分以下に抑える必要があります。
その長さの問題が最大なんです。
次に,やはり中学生ですから,明らかに夫婦のキスシーンでさえ過敏に反応します。エッチなシーンのないものを選びます。これがまた少ない!
男の子たちにはまだるっこしいドラマは持ちませんから,やはりギャグ的要素があって,笑えるシーンが必要です。
授業なんですから,少しはメッセージがあって,できれば涙の一つもほしい。
英語の授業なんだから,英語版のものに限ります。
とくると,かなり条件がキツくなります。

これはいい!,と選んだ「キッド」(ブルース・ウィリスが出てるもの)は,難しすぎて,愛すべき単細胞たちが「先生,これ,どういう意味?」って,まったくついて来れませんでしたし,

自分が涙涙だった「マイ・フレンド・メモリー」は男の子から「くだらん」と一蹴されました。

今現在生き残っているのは,鬼才(と,勝手に決めている)ジャック・ブラックの
「スクール・オブ・ロック」「パパは雪だるま」というマイケル・キートンの映画です。

この前見た「ナイトミュージアム」が発売になったら,次に見せてみようと思っています。

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へ〜×10 日本語でYou Tube

YouTube日本語版が公開に
6月19日16時58分配信 ITmediaニュース

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070619-00000085-zdn_n-sci

YouTubeは6月19日、日本語版サイトを公開した。「動画」「カテゴリ」「メンバー登録」など、各種のメニューが日本語化されている。
 従来も日本語による動画の検索などは可能だったが、メニュー部分やアカウント作成・ログイン後ページなどが日本語化され、日本人には使いやすくなった。


やった〜って思ったけど,よく考えると,どーせ英語の検索するのに,関係なかった(ショボン)

このね,いちばん感動したのはキング牧師の演説。
いままでも,The Daily Wavだったかな,ってサイトがあって,そこからダウンロードして生徒に聞かせることはできるんです。
試しに聞いてみてください
あれは3年最後の英語教材。音も悪くて聞き取りにくいけど,
意味がわからないなりにも迫力があって,生徒はみんな圧倒される。
英語の名演説とされるものですから,あの,「いつの日か子どもたちが肌の色でなく,その持てる資質によって評価される日が来ることを」という2分ほどのくだりを聞かせるんですね。
それが,You Tubeだと,動画であるんです。
もっと迫力。もっと緊迫感。意味なんかわかんなくても,何かを感じてじわ〜んとくるんです。生徒たちは。
よくCDにして売ってるんですが,あれはダメです。本物の迫力がない。

で,最後にJackって映画を見せて終わるのが3年間の締めくくり。
じゃ早速日本語のYou TubeでJackを検索
(だから,関係ないって,どうせ英語なんだから)




これは,往年の名監督フランシス・フォード・コッポラが描いた,1年間に4歳年を取るJACKって男の子の話。
JACKが17歳で高校を卒業するときの演説を聴かせるんです。
(多少ご都合主義の所もあるんだけど,それは無視)
17歳ですから,体はその4倍の68歳。もう老人です。

10歳の時,「大きくなったら何になりたい?」という作文に,クラスメートの女の子が「28歳になってから結婚するの」というのを聞いて,自分の体が28歳では28×4の112歳になってしまっていることから,「生きていたい」ってつぶやくシーンもいいです。
自分に未来があることと,生きているだけで輝いているんだってメッセージを彼らが理解するかどうかは,私の自己満足なんですけど,これが私のメッセージって最後を締めると,何故か締まるんですよね。
(ちょっと他力本願でした)

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教師にすっごい偏見があるような気がする

ここ何日間か,アクセス解析に笑えてしまうんです。
シーサーブログのアクセス解析はとても親切で,検索ワードも示してくれます。
それが,ここ数日
「教師の不祥事」「不適格教員」までならわかるのですが,それに
「ブラジャー」「内科検診」「10代の性」とくっついてくると,
いったい何を検索して,私のブログに何を期待して来てくれるのかなあと笑えてしまうのです。
「内科検診」「10代の性」なんてキーワードで来てくれた人には悪いけど,ご期待に添えたとは思えないし,
でも,また,そんな言葉を並べて打ち込む人ってどんな人なんだろう?男?女?若い?年配?といろいろ考えるに,妄想がどんどん広がっていくんですね(笑)

ここのタイトルを見るだけでは,「日教組の女教師」が書いてるということしかわからないと思うので,
そこに内科検診や下着や性教育に関する期待が,どこをどうしたら結びつくのか,
それとも,どこかの成人映画じゃないけど,女教師の世界って
そんな猥褻で,性的な要因に満ちていると思われているのか
え?卑猥で性的な女教師の世界ってどんなの???(^_^;)
なんか,世間のみなさん,ヘンな期待してません?

後学のため,こんなイメージって言うのを見たり聞いたりしていらしたら,書き込んで教えて下さい<(_ _)>

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今日は初任者研修

今日は拠点校指導員である退職校長が風邪をひかれたとかで,校長が代わりに初任者と面接をしていました。
つくづく,今だったらつとまってないなあと思うおばちゃんです。

お叱りをうけそうですが,私は初任者研修も5年研も10年研も15年研も,いわゆる経年研と呼ばれるものもほとんど受けないままここまできてしまいました。
初任研は合宿や,今はどうなったのか知らない洋上研修なんてものもないころでしたし,5年目,10年目も何もない頃でした。
15年研の時だけ,最後の何だったかに出なさいと言われ,訳もわからないまま1日座っていたら終わったという憶えがあります。

じゃあ,どうやって仕事を覚えたのかというと,
そりゃあもう,先輩教師が手取り足取り教えてくれたわけです。
毎日の朝礼,終礼に始まり,背面掲示板の使い方,生徒の班の動かし方。。。。毎日となり近所のクラスにいるわけですから,
これはこうしちゃダメ,生徒にはこうしなきゃダメ,
こんな時はこうするもの,テストはこう作るもの,などなど,
それこそ朝から下校までのすべてを教えてもらいました。副担についたクラスの担任の先生は,私を41番目の生徒として,学級活動の時には必ず呼んで混ぜてくれました。

ある一人の先生は,「生徒会の担当を一緒にやりましょう」と私を生徒会に引っ張り込み,そこで私は学校行事も学芸行事も,いまから思うと,よくあんなやんちゃなことをしたな,と感心するようなことをしていました。楽しかったです。
またある先生は壁新聞の作り方を私にたたき込みました。
学校新聞にも,生徒の切り抜き新聞にも使える知識は,今でも役に立つことが多いです。

ちょうど勤めて10年目ぐらいからです。いきなり長期研修だ,研究授業だ,なんたら研究会だ,という仕事が増えてきました。
何本授業の指導案を書いてもあまり上手にはならなかったのですが,
1年間TTに入って,全く違う個性の授業に触れ,自分で言うのもおこがましいですが,授業が面白くなりました。

自分の今あるのはそんな先輩教師たちのおかげであり,
息子の面倒までよく見てくれた生徒たちのおかげであり
あの頃の教師や生徒に直接恩返しはできないけれど,今の初任者たちの面倒を見るのが恩返しなんだろうと思っています。

生徒たちが時々同じようなことを言うのですよね。
自分は先輩にも顧問にも満足な恩返しができない,なんて言う子には
今は厚意に甘えておけばいい。できるようになったら,その力を他の人のために使いなさい。世の中そうやってまわっていくのよと諭してきました。

うまく表現できないのですが,あの頃の教師を育て,お互いを育てる懐の深さというか,豊かな社会。今一度,ゆったりと振り返ってみたい気がします。

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タグ:学校 研修

制服だからこうなるのか,制服だからこれで済むのか

前回,校則について書いたものに,「とてもいやな感じで,生徒に納得のいく説明ができないものを押しつけても,教師の信用が失墜するだけ」とのコメントをいただきました。

たしかにその通りだと思います。
それでも売り言葉に買い言葉になってしまう項目としては,
主に化粧,爪(マニキュア),アクセサリー(特にピアスとネックレス)髪の毛を結ぶゴムの色といったものです。
時には不要物という点での携帯電話やガム,お菓子といったものも争いの種になります。
10年前までなら,ほんの一部の子に限られていた事が,最近はまったく普通の事になってしまいました。

下着が見えるほどのスカートを短くして(お辞儀なんかしないから,見えないかもしれないけど,見えない方が男をそそるってわかってるのかね,この子たち)上着の下はブラジャーだけ。(しかも,花柄ピンクのブラが透けて見えたりする)手をあげれば脇から素肌がのぞき,冬でもそのままだから,冷えてお腹が痛くなるんです。それに化粧して,香水つけて,マニキュア塗りたがるんですよ。教師の不祥事が多いのはそのせいじゃないかって(ウソウソ)
でも,こんなこと書くと,不審者が侵入してくるかもしれませんね。男の人たちには鼻血ものの女子学生がうじゃうじゃいます。(写真投稿したら売れるかも)

確かに,欧米の中学生は香水も付ければ,化粧もピアスもしているわけで,「日本では,中学生が化粧するのは周りからヘンに見られるだけで,決して美しいとは思ってもらえない。15歳のすっぴんがよほど可愛いし,下手に安物の化粧をしてても,将来肌が荒れるだけだし,男の人たちからは安っぽい女に見られるだけだよ」ぐらいじゃ納得なんかしないんですね。最近の「ガマンのできないお子様たち」は

それに加えて,一部とはいえ,保育園児の頃から,パーマをかけさせ,髪を染めて,「○ちゃん,かっわいいわぁ」と携帯メールを撮りまくる,これまた茶髪のヤンママたちがいるわけで,そんな規制なんかかかるわけがないのです。
現在の40歳以上の方にとっては,今の中学生以下とその親たちは宇宙人だと思った方がショックが少ない場面はいくらでもあります。もちろん,大半は常識的な子どもと,協力的な親たちなんですよ。で,その宇宙人子たちだって,純粋な子どもに変わりはないのです。

それで,本論なんですが,
2〜3年前から,この制服,それも夏服で気になることがあるのです。
たいてい夏服は,洗い替えのことも考えて買いますし,家で洗えるものがほとんどです。洗濯機でじゃぶじゃぶ洗います。
私の息子の学校は,変形を防ぐとかいうもっともらしい理由でそのカッターシャツの素材まで一般のものとちょっと違い,必ずアイロンをきっちりかけないと,しわくちゃになるものでした。あれは大変でしたが,普通はアイロンまでかけなくても形状記憶のきくカッターが出回っています。
それが,女の子でも,襟のところが茶色に汚れたり,どう見ても3日以上前についたとしか思えない汚れがいつまでもその時のまま残っていたり,乾燥機の中に入れたまま一晩放置したのか?というくらいくちゃくちゃよれよれのカッターを着ていたりする子が出てきたのです。

確信したのは2年前の内科検診の日でした。
内科検診なんて学校でするのはやめてほしいと真剣に思うのですが,
男の校医さんだと,脱ぐのを嫌がる女の子がかなりいるのです。
それでも,聴診器をあてますから,脱がないわけにはいかないし,
教師は「脱げ」という指導をするわけで,なんで私が女の子を脱がさなきゃいけないのよ,と毎年自己嫌悪になるんです。
その時に,仕方がないので,校医さんの前に立てられたついたてのスペースに入る前に制服を脱いで私に手渡し,出てくるところで私から受け取って,するっと着ていくということをします。
で,夏服の季節なので,夏服を受け取るのですが,
何人かの制服が,汗と汚れでズシッ,ペトッとしているわけです。
これ,ハッキリ言って着るのは気持ち悪いと思うのですが,
女の子たちは顔色ひとつ変えずに着ていきます。
洗ってないのかな?
自分で洗ってもそんなものなのに。

それぞれの事情はあるかもしれません。
制服だから,汚れたままなので,Tシャツなら洗ったものを着てくるのか,
それとも制服だから汚れていてもその程度で,Tシャツになったら寝間着のまま出てくることになるのか,
私には恐ろしくて想像できません。
最近,暑さも増してくると,首筋がもらもらに黒い生徒も出てきて
思わずあかすりでこすってやろうかという気も起こってきます。
ちょっと前の,1日2回のシャワーに朝シャン,鏡の前で30分っていう子どもはいなくなってしまったのでしょうか。
いったい子どもの世界にどんな変化が起こっているのか,ちょっと寒くなる話題でした。

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もう一押しって,嬉しいんですけど。。。。

さて,と

今日はこれから大会です。
文化系の私には本来,運動部なんてとても。。。なのですが,
そうも言ってられませんし,部活動参加率95%,
そのうち85%が運動部であることを考えると,
まあ,仕方ないかな,と。

勝ってる顔見てると,やっぱり勝たせてあげたいなと思いますし,
学校の名前が出ると,私も嬉しいのですが
勝ち進んでいる限り帰れないのですよ(笑)

昨日も朝8時から,夕方6時半(生徒は4時頃解散)でしたし,
今日は何時に帰れるのかな

で,明日はまた月曜日。。。。。
あ〜,洗濯が,掃除が,授業の準備ができていません。

昨日,昔からの知り合い何人かでおしゃべりに行き,
(大会から真っ直ぐ食事会に行って,帰りが10時って,我ながらパワフル)
夜,めげてしまって何もせずに寝てしまいました。
制服,校則の件について,コメントを読み,説明不足だったなと思う点と,制服の最近について思うことに関しては,
元気があれば,夜にでも書くことにします。
つくづく,文で表現するのって難しいですね。

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私が校則 何が悪いのよ!

公立の中学校ですから,制服に始まるいくつかの校則があります。
校則違反というと,みなさんにはどんなイメージがあるでしょうか?

まあ,私服で通い,けっこう何でもありの小学校生活を送ってきた生徒たちには,中学校はちょっと窮屈かもしれません。
ちょうど年頃で,大人に反発もしたい思春期の子どもとしては,
そんな自分の意志ではないところで決められた「きまり」を破ってみせることで,自分の成長を主張しているのかもしれません。

ただ,周りの大人としては,この子たちをきちんとした社会人に育てなければいけないわけですから,なんと言われようがきちんとさせたいと思います。特に「荒れ」は服装に始まるというのが教師の間の長年の経験則ですから,べつに,服装そのものがその子の心を100%反映するわけでもないのですが,制服の着方には敏感になります。

平均的な大人の目からみて,安全に,清楚に,中学生らしく見えるという観点で,見た目に関する校則は決められています。
ですから,本来,そんなものに法的な根拠などあるわけがありません。
生徒たちから
「何でや?」「誰が決めたん?そんなこと」
と言われて,一瞬教師がたじろぐのは,そこに教師だって明確な根拠を見いだしていないからです。
だからって,そこで負けるわけにはいきません。

「なんでや?」「誰が決めたん?そんなん,法律でもあるんか?」と生徒が対決を求めてきたら,
「私が気に入らんからや。文句あるんか」
と行くしかありません。
たいていの生徒はそこでウッと言葉を飲みます。
できれば,こういう対決をする前に,おとなしく従わせておきたいのですが,甘ったれで口の減らないお姉ちゃんたちには,たまにはこういう事もあります。
「だって,○○先生(たいてい隣のクラスの気の弱い先生か,前の担任のことが多い)はいいって言っとったし」(もちろん出任せ)
この,他の先生は認めたというのがまた,教師の苦手な言葉で,
つい,指導の手を緩めてしまうポイントだと言うことを,生徒は経験から学んでいるのです。
「残念やったね。私は認めんよ。隣のクラス行くか?行くなら2度と帰って来んくていいけど」
これでほんとに机を持ち出して,隣のクラスへ行けば,それはそれでたいしたものだし,別の指導をしなくてはいけませんが,たいていの生徒はそこまではしません。
「ケチ!」
「あれ?それってケチではないと思うけど」ここで日頃からのやりとりがものを言います。
日頃から,生徒に捨てぜりふを許していると,これはケンカに発展するのですが,普段から捨てぜりふなど吐こうものなら,2時間は説教してるのを見せておきますと,ここでフンとはなりません。
「え,う,あ,。。。。」
これで,別に生徒がすぐに言うことを聞く訳じゃないのです。
でも,逆らっても仕方のないこともある。
納得するしないにかかわらず,守らなきゃいけないこともある。
すべてが思い通りになる訳じゃない

ってことを,生徒は体で覚えなきゃいけないと私は思っています。

親御さんに制服の着方や持ち物の事をお願いすると,
「私の言うことなんか聞かないんですよ」とよく言われます。
でも,親なんですから,どんなことをしても死守するポイントはあると思うし,「言うこと聞かない」で終わらせてはいけないこともあると思うのですね。まして,服装や持ち物なんか,親が買ってる訳ですから,基準に介入できないわけがない。
そこで,子どもを王様にはしないでほしいのです。
あとで困るのは子ども。後でツケを払うのは子ども自身なんです。

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管理職のお仕事

昨日,不適格教員について,書いたときに
保護者や一見さんから,もっと痛烈なことを書かれるかなと思っていました。
意外に静かな雰囲気と,同業者の反応に驚いています。
お返事していませんが,ごめんなさいい

仕事をしない教員は,確かに職場ではお荷物で,
毎年学年間での押し付け合いになったりもします。
もともと,多分,無能な人ではないと思うのですよ。
職場の人間関係が変わると,案外生き生きと仕事したりすることもありますし。

そういうことこそ,管理職のお仕事なんじゃないかと思うんですよね。

どんな集団にも2−6−2の原則は生きていて,
下の2割は使い物にならない。
その2割を排除しても,残りがまた2−6−2に分かれてしまう。

一方,どんな人間にも向き不向きはあって
授業はめっぽう得意でも,部活はダメという人
授業はからきしでも,事務仕事はメチャ速い人
そこまで極端じゃなくても,いろいろ持ち味はあるのです。

その人その人の得意を生かし,2−6−2を固定化させないことこそ
私は管理職の腕の見せ所だと思うのです。
部活動では下の2に入っていても,授業と校務分掌で真ん中の6に入る人があり,
また,授業では上の2でも,部活動では下の2に入る人あり。
全体として,すべての要素が下の2に集まる人がいなければ,
職場としては大成功なんじゃないかと思うのです。

中学校の学年は完全にスタッフワークです。
一人お荷物を作ると,その学年全体がギクシャクすることもあります。
学年としての機能を高めるためにも,すべての教員の眠れる力を発揮させ,使い道を探るということは,管理職と学年主任のお仕事の中核だと言ってもいいと私は考えています。

もともとすべての人が大学以上の学歴を持ち,
難関を突破して入ってくる人材です。
教員の資質は高いんです。
いろいろ言われますが,今まで,いろんな行事に協力してもらったり,いろいろな取り組みに力を貸してもらったりして,
私にはその確信があります。
自分の手駒に「人材不足」だと嘆いている管理職がいるならば,それこそ能力不足の不適格管理職だと思うのです。

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タグ:学校 不適格

不適格教員と簡単に言うけれど

最近ブームの不適格教員である。辞めさせろと世間の鼻息は荒いが,いったいどんな教師が不適格なんだろう。

授業がうまく成立しない教師だろうか?
年休とりまくり(とはいっても上限はあるから,ものには限度があるけど)の教師だろうか?
校務分掌がうまくできない教師だろうか?

家庭において,「この人,不適格なんじゃない?」と親たちが言う多くは,「子どもになにか不都合なことをしてくれた」教師ということが多いような気がする。その多くは,理不尽(と思われる)叱り方をされたということかな,というのも,学校にはその手の苦情が一番多いからだ。

子どもの話を聞いていくと,だいたいこうなる。
何かに対して,納得のいかない指導をされ,自分は悪くないのに,酷い目にあった。
その先生は,授業も下手くそで,真面目に仕事をせず,子どもの評判も悪く・・・・
と続いて

「そんな先生,不適格教員だわ」

という事になってしまっているようなことはないだろうか。

もちろん,そんな主観的なことでは不適格と正式に認定されるはずもなく,親たちはますます不満を募らせる。
残念だが,全面否定するつもりはない。
私たち同僚の教員に,実態が見えにくいひとつの原因として,
同僚教師の前で見せる顔と,生徒に見せる顔にひどくギャップのある人がいる。
同僚の前では礼儀正しく,控えめなクセに,生徒と自分だけになると,やたら高圧的な教師がいる。どちらかというと,気の弱い人に多い。

生徒がやんちゃに荒れている学校では,よほどの技術か威圧感を持った教師しか授業の成立が望めなくなってしまうので,そのレベルの学校で不適格を云々するのは無理がある。子どもにも,ひたすら,訳のわからんいちゃもんをつけるヤツもいるので,そんな学校で,不適格について話をしても,無意味だ。

で,普通のレベルの学校における,生徒のレッテル版不適格教師だが,未然に防止できるのがいちばんであるが,最近の親の会話を聞いていると,ものすごく簡単に誰にでもレッテルをはって,「うちの学校にはろくな教師がいない」と話している。

ちょっと待て。

それって多くの場合,ちょっと短絡的過ぎないか?
子どもが何を言うか知らないが,
多くの場合,子どもは嫌いな先生をこき下ろす。
親も鵜呑みにして騒いでしまっては,学校の教員なんて,そのうちいなくなってしまう。子どもが教師の理不尽さを訴えてきたときには,やんわりと聞いてみよう

「そんな酷い先生なの?わかった。お母さんが一度,学校へ様子を見に行ってあげる。様子を見て,あんまり酷いようなら,校長先生と委員会に訴えてあげるから。」
多分,2度とその先生のことは話題にならない。子どもがウソをついているのではない。都合の悪いことは言っていないだけである。

家でも手をかけられ,小学校でもいい子いい子され,ほどほどでよしとされてきた生徒たちは,中学校で大人数が集まって,自分が大勢の中の一人になってしまうことに大いにとまどうらしい。彼らの頭の中には,まだ「私とあなた」の1対1の関係しかなく,集団というものを意識できていないのだ。それが右に同じ,と扱われて,伝達を聞いていないとこてんぱんに叱りとばされると,どうしていいかわからなくなるらしい。謝り方も知らないので,黙って立ちつくして,それをまた叱られるという無限ループに落ちていくのである。
怖くて,とりあえず「はい」と返事をすれば,それが「はい」と答えてはいけない場合だったり,ごまかしがバレて,もっと深みにはまったりすると,彼らの思考は停止するばかりでなく,理解もとまってしまう。帰る頃には,なんでこんなに叱られるのかさえわからなくなってしまって,家に帰ると,不満が爆発することも少なくないらしい。

子どもの言うことを丸ごと飲み込んで,一緒になって批判をするのはやめてほしい。今の子どもたちの多くは,信じられないくらい幼稚である。中1では,感情の分化さえ,うまく進んでいない子どもが多すぎる。可愛がられて育った裏返しであるが,これを3年間でそこそこの人間に仕上げなければ,社会には出せない。

私たちには,親と一緒に,子どもを社会に出せる人に育てる義務がある。子どもの将来のために,子どもを王様にするのはいい加減やめよう。

期限を守り,自分の非を認め,素直に謝れる。

そんな当たり前のことを,当たり前にできる人間を育てよう。

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職場体験の前によのなか科の授業

今年1月以来の取り組みになります。
夏休みに職場体験を控えた2年生で,職業について考える授業を行うことになりました。
よのなか科のワークシートに13歳のハローワークのマップ。
それに,例の「考える授業」を組み合わせて,4時間程の授業です。
子どもたちの脳みそと経験ではわからない部分も多く,
ちょうど来ていた教生さんの知恵も借りての授業になりました。
本物のよのなか科,杉並区の和田中学校では,
どんどん大人が入っての授業が行われていますが,
私も大人の力が欲しい!と切に思った1ヶ月です。
準備不足から誰かを頼むって事はできませんでしたが,
来年への申し送り事項で,実現できたらいいと思います。

さて,どんな授業かといいますと,
1年生から,職業について,どんなものがあるかとか,
働くってどんなことか,等を話し合ってきたのですが,
今回はたくさんの職業から,ひとつを選んで,それを紙の中心に書きます。
好きなものでいいです。
それから,その仕事に就いている人が,どんな職業の人に職業上出会うかを考えて書かせていきます。書いた先から,またどんな職業の人に会うかを書いて,web状の関連図がどんどん伸びていくことになります。
生徒の中には,保母さんから始めたのに,いつの間にか給食関連から農薬会社までつながって,自分でビックリしている子もいました。
授業の目的は,世の中の仕事がひとつで独立しているのではなく,
ものすごく複雑に絡み合っているのだということに気付くこと。
そうすることで,望むものになれなくても,望む職に就けなくても,セカンドベストが見つけられる,発想の転換を図れるようになるのではないかと考えたのです。

それから,たとえば,ハンバーガーショップで,流行っている店と,流行っていない店を考え,いったいどんな要素が店の売り上げを左右するのかを考えました。値段や店の立地もありますが,店員さんの態度や,さわやかなあいさつという,自分たちでも,行ったその日から実践できる要素で,お店の売り上げが変わるってことに気がつくのです。少しは職場体験に臨む姿勢が前向きに変わっていくことを期待しての授業です。

今から控えているのは,また,たとえばラーメン屋さんへ行ったら,どんな仕事があって,自分に任せてもいいとお店の人が思うのはどんな仕事だろうと考えてみる授業です。ラーメン屋といっても,店がある以上,掃除もあれば,ゴミ出しも,トイレ掃除もあるはずです。
まさかラーメンゆでさせてもらえるとは思えませんから,じゃあ,何ができるか?って言うと,
掃除?メニューやpopを書いたり,割り箸を揃えたり?彼らが,仕事って単純じゃないやと感じ,いくつもの地味な仕事で商売が成り立っているのだと感じてくれればいいな。と思います。

職場体験の前に,どんな事前指導をしているのか,他の学校の様子も知りたいものです。

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写経の効用

一頃の「新しい学力観」から,再び点数至上主義にシフトされていると強く感じるすずめです。

とは言っても,子どもたちの様子には楽観できる要素なんてありませんから,なんとか頑張るしかありません。

すずめは今,2年生を担当しています。
受験まで間があると言っても,勉強しだしてから成績向上に結びつくまでが半年かかると言われるのですから,モタモタしていると間に合わなくなります。

計算ができない(分数になると,正答率ががたっと落ちる)
ものを知らない(石川県の隣が大阪府だと信じてるヤツもいた)
英単語も覚えていない,といろいろ頭を抱えることはあるのですが,
なんと言ってもほっとけないのが作文,漢字。
「2年生になって」なんて,ウソでも勉強頑張るとか,部活頑張るとか,書けば100字や200字埋まると思うんですけど,
これが1時間かかっても,真っ白な原稿用紙を前にウンウン唸っている,なんて男の子が何人もいるのです。

NIEの取り組み発表校で,小論対策に新聞記事を写しているという学校があり,これはいけるのではないかと,パクることにしました。
そうです。タイトルの「写経」というのは,梵語を写すのではなく,新聞のコラムや生徒に身近な記事をひたすら写すのです。

最初はえ〜!?なんて言っていた人たちも,半ページ写す頃には,必死の顔になり,真剣に鉛筆を走らせる音しかしなくなりました。
まだ始めたばかりなので,効果のほどは未知数ですが
文章がうまくなりたかったら書くしかない,ともいわれますし,
半年程書き続けてみて,様子を見てみようと思います。

せめて少しは言葉を知るとか,漢字を覚えるとか,効果があって欲しいものだと思います。

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いたるところで道徳の時間

いろいろいい方も,たとえもあると思うが,教師には多かれ少なかれ自分のクラスで,生き方を語る時間がある。
わざわざ道徳の時間を構えなくても,終礼や授業の最後,説教の折など,いろいろな場面でそれは繰り返し出てくるし,教室に張り紙になっていたり,掛け物になっていたりしているものだ。

山崎中教審会長の言ったこととはちょっと意味合いは違うかもしれないが,この,日常的な指導が入っているという部分においては,なにも1週間に1時間しかない道徳の時間なんか,わざわざなくても,教師は十分に道徳の授業をしている。

表現の違いはあるだろうが,その中に,「濁点のある人生を生きよ」というのがある。
「自分がやらなきゃ,誰かやる」と「自分がやらなきゃ誰がやる」との違いを考えさせて,

「自分がやらなきゃ,誰がやる」


と自分から行動を起こせと教える。
私も好きで使う言葉のひとつだけれど,なかなか子どもたちには浸透はしない。
当たり前だ。頭じゃわかってるだろうけど,家でこれを実践する必要なんかない。自分がやらなくても,母たちがすべて整えてくれるからだ。

先日,話の成り行きで,子どもたちに家事の手伝いをするかと聞いたところ,毎日すると答えた子どもなんて3分の1もいなかった。
ベッドすら自分で直さず,いつの間にかお母さんかおばあちゃんが綺麗にしてくれていると答えた子どもも何人もいて,さすがに衝撃を受けてしまった。

前にも書いた藤原和博さんの「校長先生になろう」にも,
「お腹空いたでしょう。チンと電子レンジをかける,母の愛情が子どもをダメにしているなんて・・・・」ってくだりがあったけど,
周りの大人たちがよってたかってくちゃくちゃにしちゃったのが今の子どもたちなんだと改めて感じてしまった。

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タグ:学校 道徳

過保護脱却!!情報収集は自分で

中学校1年生というのは,学校にも不慣れだし,初めてのことがたくさんあって,何でも説明してやらないとわからないものである。

「先生,明日部活ある?」
毎日あるのに決まっている。活動日を決めてある部は・・・顧問に聞かないとわからない。
「先生,明日給食ある?」
6時間目まであるのに,給食ないわけないやろ!
「先生,明日の理科ってなに?」
知るか!理科の先生に聞け!

後ろの黒板には次の日の予定を書いてあって,
係がそれを終礼で読み上げて伝達するのだが
宿題を書いてあるにもかかわらず,忘れてきた子がいた。
「え〜〜,知らんかった」
ウソや!あんなにでかく書いてあるやろ!
「係,伝達した?」
どこまでも人のせいにする。

も〜,とにかく自分で何とかしようという気持ちがない。

あんまり頭に来たので,

今日から,終礼での係の伝達はしない。
各自,後ろの黒板を見て,用意しなさい。
日程も伝達はしないから,
書記はしっかり職員室の黒板を見てきて,
ちゃんと書いてないと,みんなが困るよ。


生徒一同,ポカンとしている。

次の日から,持久戦である。
といっても,私はただ怒るだけ。

忘れたり,抜けたりしたヤツは容赦なくつるし上げる。
この子に手荒く注意したりしたら,親がうるさいとか,学校に来なくなるとか,小学校からの申し送りにはいろいろ書いてあったが,一切無視。ひたすら,
「ちゃんと見てないオマエが悪い」

理由なんて聞いてると,話がややこしくなるだけだし,
やってない,持ってきてないという事実にかわりはないので,
優しく注意とか,指導とかではない。
全員の前でドッカーンと雷が落ちる。
当然,周りにもとばっちりはいく。

先生に聞きに行くのを忘れたら→自分で考える。
黒板に予定が書いてなかったら→隣のクラスのをさりげなく見て帰る。
先生がいなかったら→自分で考える。

少しずつではあるが,生徒にも学習機能はついていたらしく,
次の日の事などは自分で考えるようになってきた。

緊急のもの以外伝達はしないし,緊急はたまに忘れるし,
それでも,生徒たちは隣のクラスを見て,
担任は頼りにならないとあきらめたらしい。
なにより,宿題ごときを,私のせいにはしなくなった。

2年生になって,クラスはシャッフルされた
40人がバラバラになって,いろんなクラスに散った瞬間
また元の木阿弥になってはいるが,
あきらめずにまた怒り続けたいと思う。

現実,卒業した後に,
宿題はこれとこれよ。ちゃんとノートに書いた?
なんて誰も言ってくれないのだから,
少しは自立してもらわないと困る。

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勉強は面倒くさい作業なんです

「先生,どうしたら英語の成績あがる?」
この質問をするとき,生徒たちはいったいどんな答えを期待しているのだろう。
残念ながら,私はあまり満足のいく答えを返していない。
なぜなら,それはとてつもなく面倒くさい作業だからである。

一番手っ取り早くても,教科書を最低50回は読めという。
さらに,単語を覚えなくてはいけない。
じつはそこまでいけば,あとは何もしなくても,平均点を取るぐらいにはなるのだけれど,子どもたちにはそれができない。
特に男の子に面倒くさがりが多い。

「そうね,まずは教科書を最低50回読みなさい」

その時点で大半の生徒は「え〜〜〜っ」といってどこかへ逃げていってしまう。
「それから?」と聞いてくれる子はほとんど0と言ってもいい。

だまされたと思って,ほんとにやったら,成績ぐらい上がるのに,ともったいなく思う。

また,英語の教師が,いい加減なことをと思われるかもしれないが,
私が英語をやろうと思うきっかけになった,鳥飼久美子さんという同時通訳者がいる。
この人の同時通訳があんまりかっこよくて,私は英語に憧れた。
この鳥飼さんが師と仰ぐ,同時通訳の神様が國弘正雄さんというのだが,國弘さんが言う,英語の上達法は教科書を500回読むこと。
500回はあんまりだから,50回にまけておいたので,
ほんとは10分の1じゃ効果も薄いかもしれない。

まあ,子どもの言うことなら,仕方もないが,親も一緒である。
保護者懇談の折,
「先生,勉強の仕方がわからないらしいんです。教えてやって頂けませんか?」とよく言われる。
「おかあさん,勉強の仕方は,4月から,学校でうるさいほど言って聞かせているのですよ」
「え?でも,子どもはわからないって言うんですけど」
「じゃあね,試してみて下さい。とにかく教科書を読むことです。頑張って50回読めって言ってみてくれませんか。きっとえ〜〜〜って言いますから。」

何人のお母さんがほんとに試しているかは知らないが,2度目を聞かれたことはない。
子どもの返事にガックリきたか,私の答えに満足できなかったかだが,どっちなのかは聞いたことがない。
母も,もっと効率のいい方法を求めているのだろうか。
勉強は,ひたすらおぼえる面倒くさい作業がベースになる。
でも,これができないと,勉強はまずできるようにはならない。

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わかっちゃいるけど,親って・・・ねえ

去年卒業した子どもの母とばったり出会いました。
息子が3年生の時,ほんといろいろあって,よく話をしましたが,
今となっては,懐かしいことばかりで,笑って思い出すことができます。
実は,こういう事はけっこうよくあるケースで,親が欲を捨てるまでが難しいんです。

息子はそこそこの成績で,1,2年を過ごし,3年になりました。
父母にとっては上の子で,特に父には自慢の息子です。
優しくて,素直な性格の息子は,男の子にも女の子にも友だちがたくさんいます。
授業も真面目で,先生にも可愛がられています。

3年生になった頃から,息子にちょっと変化が出てきました。
学校からのプリントが届かない。部屋の中が雑然としている。
母への口の利き方も,ちょっぴり乱暴になってきました。
時々父から,「その口の利き方はなんだ」と怒られたりもしました。

受験のための実力テストが始まって,進学校を狙う息子の成績は,今ひとつぱっとしません。ジリジリと下降傾向にあります。
息子は頑張るといい,父母は,心配しながらもその言葉を信じ,夏休み前の保護者懇談を迎えました。

「最近,授業もちょっと身が入らないみたいですね」という担任の言葉に,母は不安を募らせました。
「わかりました。息子とよく話してみます。先生,今のままで志望校には受かるでしょうか」
「おかあさん,今の段階では,まだ何とも言えません。10月ぐらいにならないと,3年生の範囲まで入れての成績が出なのですよ。あまり焦らないことです」
と,答えながら,私には,この子の成績がまだまだ下がるという確信がありました。
受験が子どもの志望ではなく,親の志望になっているからです。
親もいい人で,子どもの頑張りを認めているといい,子どもには押しつけないようにしているつもりで,とても気を遣って接しています。
けれど,14年も付き合ってきた仲です。親思いの子どもは,自分が親の期待に添っていないこと。親が不満に思いながら,自分に遠慮していることなんか,よーくわかっているのです。それでいて,自分は本当は,自分で考えて進路を選びたいと漠然と思いながら,どうしていいかわからないこと。親が自分のことを思ってくれているのはわかっているけど,素直に言うとおりにはなりたくないこと。などなど,自分からどう親に伝えていいかわからないことも混ざって,勉強に打ち込むには雑念が多すぎます。

親の方がうまく子離れして,余計な欲を捨ててくれればいいのですが,どうもそれがうまくできない親が最近多いように思います。
こじれると,子どもの成績は下がり続けます。ついつい一言言ってしまう親に,壁に穴の開く家も少なくありません。

この子の家も,12月までもめました。成績は一時期落ちるところまで落ちましたが,年明けになって,やっと父があきらめました。
信頼できる家庭教師のお兄さんに気持ちを聞いてもらえたことも,息子には良かったようです。息子は当初の志望校には届きませんでしたが,ひとつ下げた所に合格し,今は部活三昧の日々を送っています。

「あの時は,ほんとどうなるかと思いましたけど,これでよかったんでしょうかね?」と聞くと,
「先生,今は楽しいみたいだし,高校の先生にも褒めてもらえて,これで良かったと思ってるんですよ。」
「だからね,どこへ行くかじゃなくて,行ったところで誰と出会って,どう過ごすかが大事なんだって言ったでしょ」
「ご心配かけました。先生。本人の人生ですものね。親が生きるんじゃないんですから。」
あー,ここに行き着くまでがたいへんだったんです。

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タグ:中学校 受験

土曜日を復活させるための時間的保障はどこにある?

教育再生 安倍改革 「ゆとり」見直し 評価の声相次ぐ6月3日8時1分配信 産経新聞

 政府の教育再生会議に提言する「教育再生民間タウンミーティング」が2日、新潟県三条市の中央公民館で開かれ、前日に公表された再生会議の第2次報告でゆとり教育見直しの具体策が示されたことなどを評価する声が相次いだ。

 地元の教育関係者や中高生の保護者ら約300人が参加。最初に日本教育再生機構の八木秀次理事長が、「第2次報告には土曜授業の復活や徳育の教科化など、タウンミーティングでの議論に基づいて再生会議に提言した内容が大きく反映された」と強調。今後も活発な議論を行い、年末の第3次報告に提言していく方針を示した。

 これを受け、パネリストとして参加した精神科医の和田秀樹・国際医療福祉大教授は「都会と地方との教育格差が問題。優れた学校をつくることで教育による町おこしをしたらどうか」と提案。

 会場からは「総合学習の時間が学校本来の教育活動を妨げている」「掃除の指導も重視すべきだ」との意見も上がった。


素朴な疑問がひとつあります。
週5日制を入れるときに,教師の労働時間をどうするかが話題になりました。
結果的に,現在,教師の労働時間は週40時間。掛け値なしにきっかりあります。今,公務員の休息時間がなくなって,ちょっとした話題になっていますが,私たちの休憩時間は,取れないことを暗黙の了解としながら,給食後の休み時間と,終礼のあとで45分間あります。
8時15分から5時までの勤務時間。上限ばっちりの労働時間です。
しかも,平均しても一月90時間あまりの超過勤務をこなしています。

これに土曜日を復活させたら,仮に4時間で終わったとしても,
週の労働時間が44時間。
公務員で,制度上44時間ってまずくないですか?
それに相変わらずの超過勤務があるわけでしょう?
タダでさえ,ILOから労働基準に抵触するおそれありと
お墨付きをいただいている日本の公務員。
バーンと表に出してしまうのはいくらなんでも無茶苦茶だと思うのです。

となると,授業を持ってくるわけにはいかなくなるでしょうから
総合や行事を持ってくることになるのかな?
運動会を土曜日にやっておいて,代休を1日じゃなくて半日に絞ることができれば,半日分は浮いてくるはず。
で,申し訳ないけど,教師はボランティアで出てくるわけで
これじゃあ,ほんとに教師が壊れちゃうと思うんです。

なんか,言う方は簡単にいろいろいってくるのですけど
真に実行に伴う点をかんがえると
これってマズくない?と思わないではいられない

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学校で産むってことの意味

<出産>女子生徒が校内で、男児死亡 新潟の高校6月6日12時11分配信 毎日新聞

5日午後9時45分ごろ、新潟県長岡市の病院から「高校で出産した女子生徒が運び込まれた」と県警長岡署に通報があった。生まれた男児も搬送されたが、すでに死亡していた。同署は殺人の疑いもあるとみて、出産の経緯や男児がいつの時点で死亡したかなどを調べている。
 調べでは、男児を出産したのは同市内の県立高校3年の女子生徒(18)。5日午後5時ごろ、校内の女子トイレの個室内で産んだとみられる。出産直後、トイレ内から友人に携帯電話で連絡し、知らせで駆けつけた教職員らが病院に連絡した。
 生まれた男児は体重約2800グラム。へその緒がついたままで、洋式便器の中で見つかった。同日、女子生徒は午後3時ごろまで授業に出ていた。周囲に「午後4時ごろ、おなかが痛くなってトイレにいった」と話しているという。学校は妊娠に気づかなかったという。【北上田剛】


なんとも気分の滅入る事件だけれど,
腑に落ちない点がいくつもある。
学校は気付かなかったのかって,親は気付かなかったのか?じゃないんかい?
親のいない子だったのか?周りに心配する人はいなかったのか?
本人は誰にも相談しなかったのか?
相談する相手もいなかったのか?
友だちは気付かなかったのか?
気付いても,誰も大人には相談をしなかったのか?
相手の男はどうなっているのか?妊娠を知っていたのか?
う〜ん,ハテナに押しつぶされそうや。

また性教育が叫ばれて,コンドームを配ったりする教師が出て,
また学校が叩かれて・・・・。
同じようなサイクルで話が進んでいくのが見えるような気がする。
今までにも何回も通った道だ。
再生会議をまねて,親学を説くつもりも家庭の責任を声高に叫ぶつもりもないけれど,いつも学校が叩かれ,教師が叩かれ,親も一緒になって教師を叩く。マスコミに乗ったこの短絡的な思考パターンが,結果的に多くの人の思考を停止させ,解決のないまま問題を風化させていく。

本人の命に別状がなかったようなのが,せめてもの救いだと思う。
出産の時に命を落とすことは,今の時代でも十分あり得ることで
それじゃあ,たった一人で出産しなければならなかったこの娘があまりにも哀れすぎる。

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天は二物を与え,格差は広がった

私が教員になったころには,まだこの言葉は生きていました。
点数はとれなくても,運動会で活躍するヒーローや
逆にとてつもない運動オンチだけど,ピアノの名手とか。
天は二物を与えずとはうまく言ったものでした。

10年ほど前からでしょうか
それに変わって「才能の集中」が言われ始めました。
勉強できる子は体育も芸術もみなできるし,
できない子はどれもこれも皆ダメ・・・・

運動会でブロック対抗リレーの選手になる子は
絵画の展覧会にも出品され,試験の成績も良く
読書感想文の代表にも選ばれて・・・・のような。

かみさま,これってちょっとばかり不公平だと思いませんか?

格差は続きます。
点数もよく,塾でお勉強もし,なんでもよくできる子どもたちは,
進学校に進んで,学歴も高く,収入も高くなり,裕福になっていきます。

一方,勉強も嫌いで,根気いっぱいやるはずもない子どもたちは
高校に行けないことはないですけど「てきとー」の旗印を掲げ
携帯をいじって高校を終わり
下手すると,正社員になれずに
派遣で働き,低賃金に喘ぎ,どんどん人間らしい生活から遠ざかっていきます。

こうして格差は世代を超えて,固定化していくのですが,
子どもはそんなこと見えませんから,目の前の楽なことに飛びついて面倒くさいことはしません
本当にこのままでいいのでしょうか?

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タグ:学校 才能

なにが,特別支援元年じゃ!!

また,調査と報告である。
今度は特別支援で,個別支援を必要とする生徒氏名を報告せよ。とさ
割合として,6%は支援を必要とする生徒がいるはずなので,
それを見つけ出して,報告せよという。
地域によっては,「気づき表」というものを使って
そこに書かれている項目にいくつ以上,何ポイント以上当てはまれば,「支援の必要な生徒」とレッテルが貼られて,委員会に氏名報告が上がる仕組みになっている。

しっかりした基準があるわけではないが,
きちんと人の話を聞いて,その通りに動けない子
絶えず人にちょっかいをかけたり,注意力が極端に散漫だったり,
書く文字が極端に汚かったりする子どもはLDやADHDといった学習障害を疑ってかかるべきだろうという訳なのだ。
確かに,目を向けてやるということは必要だろうが,
気づき表で,何ポイントだったから,自動的に学習障害,発達障害なんて,ずいぶん短絡的で,失礼な話である。

しかも,じゃあ氏名報告をしたらどうなるのかというと,
じつは,どうもならない。
いや,ちがう,現場の仕事が増える。
もともとこういう子どもたちは,授業が苦しいところがある。
教科書を読むときには,横について,指で押さえてやるとか,
面倒見のいい優しい子が読み方指導をしていた。
それが教師の側にまわってくるのである。
教師は特別支援チームを作り,その子の個別支援プログラムを作成して,毎月支援プログラムの検討とチェックを行うことになる。
個別支援プログラムは毎月校長のチェックを受け,特別支援チームによって確認されていくことになる。
スケジュールが合えば,養護学校などから派遣されてくる巡回指導員が相談に入ったりもする。

政府お得意の,予算措置なし,人的配置なし,現場の自助努力による教育改革である。
いいよなあ,言う方は言ってればいい。

いつの間にかレッテルを貼られて,特別支援チームまで作られている本人と,その保護者。
ただでさえ,もうこれで十分に忙しくなっているのに,
さらに報告業務や会議を増やし,自分の首を絞め続ける教員
この当事者の立場って言うのがすっぽり抜け落ちていないか?
氏名報告をすれば,支援の人が来て,今まで生徒にさりげなくさせていた個別支援をプロの立場でやってくれるとか
教員が加配になって,TTが組めて,個別支援にはいれるとか
そんな配慮は一切なくて,
「やれ〜」「やれ〜」の号令だけ。

なんかちょっと理屈がないと思うのだけれど。

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たかが部活,されど部活

昨日,部活についてちょっと書いたら,
いろんな反応があって,正直ビックリしているすずめです。
さまざまな思いと期待とがあり,
現実と理想のギャップがあり
保護者と職員の意識の差もあり
実りとそれに反する弊害があり
多分,どこまでいっても,全員がウンと納得することはないのじゃないかと思います。
この大いなる矛盾を抱えた部活動の進むべき方向ってどこなのでしょう。

多分,部活動指導を,たとえば地域のスポーツ少年団のような組織に,すっかり任せてしまいたいと考えている校長も少なくないと思います。
勤務の条件を考えてみただけでも,完全時間外,無給に近い中で,家庭をほったらかしにして指導にあたる教員がいなければ,部活動は成り立ちません。
それでも,部活動の持つ教育的効果を考えたときに,その人間関係や生徒指導など,教員がしっかり握っていた方が何かとメリットが大きい面がいくつもあり,スッキリ手を離してしまえないということがあります。
なら,コーチを雇って,教員と二人三脚が組めればいいのですが,予算というものがほとんどありませんから,外部コーチを雇うこともままならないのが現実です。
「今,うちの部にはコーチが来てるよ」と言われる保護者の方は,そのコーチがほとんどタダに近いお金で来てくれているボランティアだと言うことをご存じでしょうか。まさに部活動は,子どもたちのために一肌脱ごうという地域の方のご厚意の上になりたっています。何の保障もない,ものすごく危なっかしいものなのです。
スクールサポーター制度という雀の涙程のお金が出せる制度をうまく利用しても,外部コーチに出してあげられる謝礼は1校で年間20万程度。5つの部にコーチがいれば,それを頭割りすると4万円ですから,ガソリン代にもならないかもしれません。そこに校長のポケットマネーからお歳暮がついたりします。どこの学校でもその程度です。
これで贅沢言ったり,文句言ったりしたら罰が当たると私なんかは思いますが,それでも,文句を言ってくる親はいます。

教員がその競技の経験者だったり,教員になってから勉強したりして,その競技の指導ができるようになっていれば,まだそれでもいいでしょう。
しかし,私も含めて,完全文化系で運動なんてやったこともない,しかも,運動音痴の教員が顧問になった場合は,また問題が違います。
教科と違って,教員配置の条件に部活動は入っていませんし,ここが摩擦の原因にもなるのですが,部活動は教員の勤務条件には入っていません。本務じゃないのです。極端な話,「私はイヤ」と言っても,誰にも処分も何もされません。
それでも,年度当初に,顧問がつかないと,対外試合にも何も参加もできませんので,校長が無理矢理委嘱します。教員の方も,渋々受けてしまいます。これが後々大変な問題になったり,摩擦の原因になったりします。
そりゃそうです。子どもだって保護者だって,そんな裏の事情は知りません。隣の部と同じ条件,最高の待遇を期待するのが人情ってものでしょう。けれど,こと部活動に関してはそれを保障するものはなにもありませんし,行政は,教員のお人好しさにおんぶにだっこで,この課外活動を押しつけてしまっているといっていいと思います。

すべての原因はお金がないこと。これは部活動だけではありません。
総合の授業だって,課外活動だって,多分保護者の中には「え?!」と目が点になるようなことを教員は数限りなくしています。学校には信じられない程お金がないのです。
半分は笑い話になるようなことなので,それはまた別の機会にお話ししたいと思います。(それでもまだ,義務教育にお金は払えんと,給食費も教材費も払おうとしない親もいるんだから,子どもには一文も払いたくないって風潮が日本にはあるらしい)

長くなりすぎたんで,続きはこの次に

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タグ:学校 部活動

学校多忙化の理由4 部活動

中学生の部活動のうち,85%が運動部だと言われる。
たしかに,中学生になるとき,一番楽しみなのが部活動だというし
私自身も,部活動を否定するものではない。
部活命で学校に来ている子もいれば,
部活で得るものも大きい。
中学生活,どこで友だちができるかと言えば,部活の友だちが長く続くことではダントツである。

しかし,問題がないわけではない。
まずは帰り時間が遅くなる。
年よりのいる家なんかでは,間違いなく中学生はその家の生活リズムからはずれる。
食事の時間がズレ,家の手伝いができなくなる。
中学生になって,家の手伝いをしなくなる原因のひとつは部活動にあると言って過言ではない。
生活リズムがずれるし,疲れて帰ってきて,そのまま動けなくなってしまう我が子を不憫に思えば,ついつい言葉もかけづらい。
こうして,中学生は腫れ物のようにそぉ〜っと扱われることになってしまう。
疲れていようが,遅れてご飯を食べようが,容赦なくこき使えば,中学生だって十分働けるハズなのだが・・・・

さらに,加熱する部活ブームは,教育を学校に丸投げする親たちの増加もあって土日も子どもたちを学校に繋ぎ止める。
「ヒマにすると悪いことに走る」という大義名分を掲げた教師は,自分の家庭を部活未亡人にして,休みの日も部活をするし,
家にいると面倒くさい子どもたちが,学校に行っていることに,おおくの母たちは安心してしまっている。
それに伴って,○○大会と名の付く対外試合が次々と生まれ
日曜日毎に生徒たちは試合に臨む結果になる。
それによって,手当をもらっていると思われているが
前にも書いたとおり,平日の部活動はどれだけやってもタダ。
休日は1日やって1200円の手当がつく(時給ではない。日給である)
教師もみんながみんな得意があるわけではないし,
やったこともないスポーツの顧問になることも珍しくない。
私も,何人でするのかさえ知らないスポーツを持ったこともあった。

コーチが来てくれるところはまだいいが,自分で指導しなければならない所は,そりゃあたいへんである。
それでも親から,もっとちゃんと指導しろとお叱りをうける。
親の中には,お前,それで給料もらっとるなんて,税金泥棒だと口汚く罵る人もいる。
部活は本務じゃないし,あくまでも付録でついてきているもので,専門でも何でもないものが,そんな簡単に指導できるもんじゃない!と喉まで出かかることもあるが,それを言っちゃケンカにしかならないのでぐっと飲みこんで,「すみません,指導がいたらないもので」と頭を下げる。

確かに,いい部分もあることは否定しない。

しかし,子どもたちの生活は,それによってどんどん淋しい物になっていることも否定できない。
学校のある日には行けない,展覧会も,コンサートも行ったことがない。
自分の住む町の名所旧跡にもどこも行ったことがない。
自分でバスに乗ったことすらない。
当然,野山を歩いたり,釣りも,サイクリングも,何もしたことがない,3年間,学校と家と,部活しか経験しないで卒業していく子どもたちが山ほどいる。
これって経験少なすぎない?と私は疑問に思う。

おかあさん,部活もいいですが,部活に任せすぎないで,お子さんにいろんな事を体験させてあげて下さい。
保護者懇談の折にはそう頼むようにしているが,
半分のお母さんは,「何を面倒くさいこと言うの?この人」って顔をする。もったいないなあと思う。

教師を休日も学校にかり出して,部活に貼り付け
それで生活体験の乏しすぎる子を量産しているのでは
あまりに話が寂しすぎるような気がする。

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タグ:部活動 学校

勉強は一人でするもの・・・・ではない部分

勉強は一人でするもの,というのが常識です。

でも,こと中学2年生あたりのクラスに関しては,そうじゃない場合がよくあります。
まだ受験生には間があるこの時期は,
勉強といっても,まだまだ周囲に流されます。
周りが勉強する集団だと,自然に本人も勉強するようになりますし,
周りがそうじゃないと,全く勉強しなくなります。

宿題ひとつをとっても,
クラスによって,やってない人がバカにされるクラスと
真面目に期限を守る人がバカにされるクラスに分かれるのです。

これが,期限を守らない方が優勢になると,教師には苦しいです。
声を嗄らして,毎日がんばらないと,課題が3分の2より出ない。
という事態になりますし,勉強なんてあっち向いてホイになりますから,授業だってうまくいかない。

毎日気合いを入れて教室に入らないと,授業が成り立たなくなってしまいます。
私語,よそ見,居眠り,内職(手紙を書くなど)で,生徒たちは目先の楽しさを満喫してしまい,成績は下降します。
よほど,塾漬けになって,学校なんて見向きもしない人以外は
進級当初より1ランク〜2ランク下がっての3年生を迎えることになります。

一方,期限を守る方が優勢になったクラスは,
今度は勉強しない子には大変苦痛のクラスになります。
何故って,課題を仕上げない子は人間扱いされなくなるからです。
子どもは多かれ少なかれ,ストレスのはけ口を自分より弱い子に求めますから,自分より課題提出の遅い子をバカにするのです。
一部,どうしようもなくついて来れない子もいますので,
教師が意図的に守ってやる(具体的には,班長や仲良しにさりげなく手伝ったり一緒に組んでやらせたりする)必要がありますが
だいたい5割の,どっちにでも転ぶ子は
バカにされたくない気持ちから,必死で頑張ります。

当然,授業中も,真面目にしていないと課題ができませんので,授業を聞きます。
不思議なことに,集中すると,授業ってなかなか面白いのです。
ちょっとした教師の冗談も,聞き逃さないので,笑えますし,
友だちの発言にもタイムリーに反応できて,
楽しむことができるのです。
そんなクラスでは,ノリと反応が良くなりますので,
教師の方もついつい羽目を外し,いっそう面白くなるという循環が始まります。
中学2年程度なんて,実はそこそこの能力のある子なら,
授業中に理解してしまえば何とかなることが多いので,
ノリのいいクラスの成績は上がります。
これは,家庭学習時間の平均とは関係ありません。

2年生を好成績で突っ走ってしまった生徒は
そのままの勢いで3年に突入していきます。

どちらが生徒にとって,あとあとまで楽しめるかといえば
大人が考えれば明らかなのですが,
子どもには実はよくそこの所が見えません。
だからこそ,教師の勝負所なのです。

勉強は一人でするんじゃない,クラスでするんや
頭じゃない。ノリと体力で勝負するんや。


だからね,おかあさん
隣の席の子が提出物を出すか出さないかは
自分の子どもには関係ないと思っていませんか?
違うんですよ。
クラスの中の勉強しない分子をのさばらせると,
みんなの成績を左右しかねないのです。

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教育実習生がくる

月曜日から4週間,教育実習生が来ます。
まだ実際に顔を見てはいないので
本当のところはわかりませんが,多分,私からみれば,娘の年です。
生徒たちに話をしたときには

「来週から教育実習の女の子が来るから」
「ふ〜ん」
と思ったより醒めた反応
「若い子だと思うよ。女の子だと思うし」
「思うって,なんで?」
「だって,実際に年見た訳じゃないし,名前が女の子だってだけで
男の子かもしれないじゃん」

「え〜〜,ありえん」
「そのままなら,21ぐらいだけど,大学生には誰でもなれるから,70のおばあちゃんじゃないという保障はないよ」
「え〜〜〜」

男の子の何人かはニヒラニヒラと笑っている。
ったく,14歳にして,オヤジだ。
「こら。そんなに若い子だと聞いて,うれしいか」
「そりゃ,まあ,年増よりは」
「お前なんか,成績下げるぞ(笑)」
「え〜〜〜,それはないでしょ,先生」
「ん?にやけて話にならんかったと記録しておくから,しっかり真面目に教生先生の話し聞かんと,ほんとに点数下げるからね」
「え〜〜〜〜」とまだにやけている。

ただし,安心はできない。
最近は,「私は免許を取るだけで,教職に就くつもりはないんです」
と臆面もなく言ってのける子が増えた。
それでも,生徒とふれあううちに,先生っていいもんだと思ってくれればそれもいいのだが,
最近の子どもたちは,コミュニケーションが下手くそなので,
自分から寄っていくことが少ない。
ってことは,一人で来ている実習生なら
寂しくて,生徒にも近寄っていきもするが,
何人かで控え室にいると,そっちの方が楽しくて,
中学生なんかに興味を持たない実習生もいる。
ノートにコメントを書くように言っても,嫌な顔をされて,
すごすごと引き下がってきた教師もいた。
こうなると,実習中に生徒とのふれあいがきっかけに。なんて事は
望むべくもなくなってしまう。

これじゃ,またいい先生が減っちゃうよ。
でもね,最近は自信をもって,「教師っていいよ」なんて勧められない状況なんだよね。

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